葬儀社への満足度について考える。

 当センターのアンケートの中で、ご紹介した葬儀社についての満足度を数値でお願いしております。
 お寄せいただいたアンケートの点数は高く、文句なく10点とおっしゃる方から満足だけれどこれから更なるという意味を込めて9点を付ける方、ほぼ満足だったがある1点だけ気になったので8点を付けましたという方、皆様通り一遍の数値だけではなく、点数の由来をしっかりお書きくださっています。
 満足度という主観的なニュアンスの言葉もあえて具体的な数値を表わすことで、にわかに客観性を帯びて来るようにも思われます。
 
 最後にしっかりと向かい合ってお別れが出来たか、またご列席された方々皆様のお気持ちに添えたか、式の進行が滞りなく行なわれたかとご喪家の方々は悲しみ上にあらゆる方面への気配りに心は乱れます。
 
 その気持ちに寄り添いながら、さりげなく声を掛けてアドバイスできる担当者が望まれます。
 
 満足頂いた点を抜粋してみますと「ビジネストークではなく親身に教えていただきました。火葬のみにもかかわらず嫌な顔も見せず大変うれしく思いました。最初にTELした時からとても感が良く、こちらの主旨をすばやく理解してくださり、同じ目線で一緒に考えてくださったと思います。こちらの意図もうまく汲み取ってくれ、コミュニケーションもとりやすかった等々」
 
 ベテラン担当者の、以前言った言葉が思い出されます。
 「とことん二人三脚で一緒に歩きましょうと申し上げます。お式の司会もこと細かく打ち合わせをしますが、言わないようにします。ご遺族が話された後にフォローし、皆さんの前で持ち上げてあげる。葬儀屋が喋ってしまっては、誰の葬儀かということになってしまいます。」と・・・。