不安を抱えながら初めてのご葬儀を迎え、お出で頂いた方々に失礼のないように、また滞りなくご葬儀が終了できるようにと細心の注意をはらった思いをアンケートにお書きいただける方が最近特に目立ってきて、当センターとしては嬉しい限りです。
通りいっぺんのお言葉だけではなく、感じたこと、思いついたことを具体的にお書きになり、お褒めの言葉からご注意まで様々な角度からご指摘され、私達がつい見過ごしてしまいがちになることにも疑問を投げかけられ、改めて気付かされることも度々です。
初めて体験した世界への戸惑いに手を差し延べてくれた担当者への実感がこもった感謝のお気持と同じに、業界のしきたり(?)のようになってしまっていることへの疑問、さらにどこかでもっと風穴を開けてほしいという願望が生々しく綴られています。
さらに最近目につくのは、葬儀後の役所への手続きや事務処理やお返しの方法、法要からお墓の入仏式などの相談が気軽にできるシステムやホームページでの紹介を希望される方が多いことです。
火葬が終るまでは葬儀社が面倒を見てくれますが、葬儀社の手を離れて、以後気軽にご相談できるところが中々見当たりません。かつては地域やご親戚の年配者から教えを受けていたことが、都会ではすでにできにくくなり、SOSを発し始めたようです。
当センター・ホームページの「依頼者の評判」をお読みいただき、参考にされ、ご自分の場合にはとご報告いただいた方も出てきています。皆さんの輪が広がって、そこから新たな展開ができるのではと密かに期待しています。