桐ヶ谷斎場の雪の間を使用の一般葬(会葬者通夜150名、告別式60名)に立ち会いました。
依頼者から電話連絡があったのは事後でした。故人は依頼者のお母様。依頼者の要望で葬儀社側には搬送のみの場合もありうることを連絡し、とりあえずご自宅に搬送してもらいました。先方はインターネットで当方が連絡した葬儀社をチエックし、担当者と話し合い、決められました。
桐ヶ谷斎場はご喪家の要望です。菩提寺は式場を所有し、かなり格式があり、お寺サイドで執り行われると、高くつきそうなので、ご喪家側としてはまず式場を菩提寺と切り離し、葬儀社も菩提寺の紹介ではなく、ご自分たちで決めたかったようです。
葬儀社の担当者もそのあたりのことを考慮し、菩提寺サイドとの打ち合わせに気を使ったと言います。「今回はお寺さんのご要望にのっとって、きちんとやることを心がけます」と菩提寺とご葬家、双方への気配りの程を見せていました。
菩提寺からはご住職はじめ3人程いらっしゃって、戒名からも格式が高い葬儀でしたが、依頼者は施行の一連の流れをよく研究されていたようでした。
読経が始まって10分後、家族親族の前に、一般会葬者のご焼香が始まり、ご焼香を済ませた会葬者は出棺までのあいだロビーでお待ちいただくことになりました。30分近く待つことになりましたが、故人との最後は親族に続き一般会葬者の方々もお別れに参加されました。最後の別れは喪家サイドのご意向に左右されますが、できれば会葬者全員でしてあげられたらと思います。
故人のご兄弟からは分骨容器の用意と、少しお骨の欠片をとの希望がありました。
※桐ヶ谷斎場の斎場案内は、桐ヶ谷斎場のページになります。