家族葬で行われた葬儀の具体的な相談からの流れ

 「今、病院で母が息を引き取りました。前にインターネットで調べてそちらを知ったので、電話をしていますが、葬儀社を紹介してくれますか」と連絡がセンターに入りました。

  松戸市在住のお母様がお亡くなりになり、転勤で広島在住のご長男からのご相談です。
 「病院から何時ごろ、お引取りにいらっしゃいますかと言われている」と慌てていましたので、まず、あわてる必要はないので落ち着くことが大事だとお伝えし、その場でご要望を整理していきました。
 その結果、1、会葬者は近親者だけで多くて20名位にし内々だけの家族葬でやりたい。2、二年前父が亡くなった時、大手葬儀社に頼み、かなり費用が掛かったので、できるだけ費用がかからないようにしたい。3、松戸の近辺の斎場。4、自宅には安置ができないので葬儀社で安置ができるところ。5、仕事の都合上、できるだけ葬儀を急ぎたい。というようになりました。

 ご要望に合う葬儀社を、すぐ紹介し、直接、お話をしてもらい、その社に依頼することになりました。すぐに病院へお迎えにあがり、自社の安置所に搬送しました。斎場は、しの田会館で翌日には通夜、翌々日には松戸市斎場において火葬の運びとなりました。

 センターの価値がより発揮されるのは、こうした緊急の場合だと思っています。こうした場合、当センターの担当者が、どんなに当事者の方に慌てないで下さい、といっても、冷静になってもらうのはとても難しいものです。これが、病院という特殊な状況の中で頼る人がいないような場合には、なおさら、どうすればいいのかということで慌ててしまうでしょう。

 慌てて冷静でない中、そして不安な状況の中、葬儀社選びを状況の流れの中で運任せにして最悪の事態になったということもよく見聞きするところです。成り行き任せで後悔するよりも、センターはそういう状況の中でも適切な葬儀社を紹介するための仕組みをつくっていますので、費用面も含めてはるかに良い葬儀に結びつきます。