お身内以外の方からのご相談

 事後のご相談の際に、「故人の家族の知人ですが」とか「知り合いが亡くなったのですが」など、ご遺族やご親戚ではない方から電話をいただくことがあります。
 ご遺族が深く悲しんでいて、葬儀社を手配できる状態ではなさそうだという場合に、知人の方が代わりに色々と調べてセンターにご相談されるケースが多いようです。

 以前お請けしたご相談は、「一人暮らしの知人が家で亡くなり、警察で検案中なので、葬儀社を紹介してほしい」というものでした。ご家族は遠く離れた地方にいらっしゃるとのことで、すぐにこちらに来られる状況ではないこと、また、こちらに着いても、初めての土地で何もわからないだろうし、すぐに葬儀という状況になるだろうから、ご遺族が到着した時点で葬儀社と話しが出来る状態にまでしておきたいということでした。
 夜にご家族が到着し、葬儀社と打ち合わせをして、後日ご葬儀という流れになりましたが、後になって、ご遺族の方からいただいたアンケートでは、「知人が身内以上の対応をしてくれた」また、「葬儀社の担当者は最後まで私たちを気遣ってくれました」と、いろいろと手配をしてくれた知人の方や葬儀社の担当者への感謝の一筆がありました。
 自分の知らない土地で身内が亡くなり、葬儀をしなくてはならない状況は、さぞご不安だったことと思います。
 知人の方や葬儀社の手厚いフォローはご遺族にとってとても頼れるものだったようでした。

 以前、「これは私がおせっかいでやっているんだけどね、故人の家族は今葬儀のことどころではないみたいだから」と、故人様のご友人から問い合わせがあったことがありました。
 故人様のお身内のことも心配して手助けをしてくれる身内以外の人がいるというのはありがたいことだなと思いました。

 他人とのつながりが希薄になってきている感がある昨今ですが、やはり、人と人とのつながりはとても大切で、いざという時にはとても頼れるものなのだと、あらためて感じました。