夏休みが始まって、近所の公園のプールで小さな子供たちが水遊びを楽しんでいる光景をみて、暑いというだけではない夏を感じました。
夏といえば、いろいろなワードが出てきます。「盆踊り」「花火」「海」「ラジオ体操」…そして、先日ポンと出てきたのは「怪談」でした。
恐怖映像の番組を見るからと、始まる5分前からテレビの前でスタンバイしている娘。電気を消して寝ることができないくらい怖がりのくせに、この手の番組はほとんどと言っていいほど見ています。そして、一人で見るのは怖いと言って、必ず私を巻き込みます。
見終わった後には必ずトイレにも付き合わされるので、「そんなに怖いなら見なければいいのに」と、今まで何度言ったことでしょう。
私も子供のころは娘と同じ、「怖いもの見たさ」の感覚で、後で怖くなるくせに、家族を巻き込んでこの手の番組を見ていました。
そして、「そんなに怖いなら見なければいいのに」と何度も言われてきたのですが、今では全く大丈夫になりました。
大人になって、本当に怖いものは他にあることに気付いたこともあるのだと思いますが、葬儀関係の仕事を通して、「ご遺体・霊安室・火葬場・墓地=恐怖なものではない」と実感したのは大きいと思います。
娘が某タレントさんの「怪談ライブ」に行きたいと言い出しました。
勝手に行くのはいいけれど、行くのは電気を消して眠れるようになってからにしてほしいと強く願っています。