八王子市斎場での一般的な仏式の葬儀に立ち会いました。

 ご喪家は奥さんと娘さんだけで、葬儀について相談できる方が近くにいらっしゃらない状態でした。葬儀社の方もご喪家の立場に立って1から10まで全てお話しましょうという姿勢で接し、大変喜ばれたようです。

 お二人とも町内の方とのお付き合いがなく、どの様にしたらよいかということで、まずこの地域の慣習の流れに沿って、手伝いにいらっしゃる方やお清めの時の対応の仕方等からお話したそうです。葬儀社の担当者は町会の方々と話す機会を得て、連絡のひな型を作成し、訃報を町会を通じて町内に流してもらいました。

 亡くなられて葬儀まで1週間程ありましたので、まずご喪家の方々の体調に気を使い、夜は早く休むように毎日連絡をいれたようです。

 会葬者が親族40名、一般の方50余名の100名近くでしたので、質素に成り過ぎないように祭壇両脇に生花を多めに出していました。

 葬儀は第一式場を使用しましたが、ほぼ同じ時間帯に第二式場でも葬儀があり、お隣の読経や、鳴り物の音でこちらの読経の声がかき消されてしまうほどでした。自宅での葬儀でやっていた形をそのまま式場に持って来た様で、他への配慮も少し考慮すべきではないかと思われました。

※八王子市斎場の斎場案内は、八王子市斎場のページになります。