業界の話を聞きたい人の内容も様々です。

 今日午後に、就労支援事業をしている団体の人が、葬祭業界全般の状況を聞きたいというので話を聞きに来ました。聞けば、生活保護を利用している人への就労支援を行うというもので、支援内容としては技能講習などを行なっていて、県からの事業の委託を受けているということです。

 その講習の中に、セレモニースタッフ技能講習を新設するので、その前に話を聞きにきたそうです。講習の中身も検討中だとのことでしたが、コアなところは、他の分野の講習でもそうだが、「現場の人がする話は、興味を持ってもらいやすく、受講者の眼の色が変わる」のだそうでそうしたい、と。

「ならば、葬儀業界は興味を持ってもらいやすい話ができる人が多いですね。なぜなら、お金をいただいて感謝してもらって本当にありがたい、という話ができますからね」と答えてしまった手前、いつもと違うタイプだが、合いそうな葬儀社さんを紹介する流れに。

 その一方、数日前には、某テレビ局○○○○(バラエティー番組)のスタッフ(制作プロダクションか)から電話で問い合わせがありました。

「××××が聞き役で、さままな業界の裏事情を、現役や元関係者などが顔を出さないで話しをするという番組です。葬儀業界でよくない噂や悪い葬儀社の口コミなど聞かせてもらえませんか。あと、できれば、悪い葬儀社さんや悪い葬儀社に勤めていた人、勤めている人も紹介してもらうことはできませんか」、と。

 裏事情モノはTVに限らず雑誌などでも鉄板ネタではあると思いますが、ステレオタイプで、何の工夫も挑戦も頭も使わないTVスタッフに面白い番組がつくれるのか、他人事ながら心配になりますね。
(個人的には、面白そうな番組がないので、テレビに時間を取られずに済んでありがたいですが)