ご葬儀を終えてご家族にとってはとてもお疲れになっていらしたでしょう頃に、ご依頼者からお電話をいただきました。
「実は、今日義母の葬儀を終えまして・・・」とはじまり、「紹介していただいた葬儀社さんには本当によくしていただきました。よくしていただいたことは一日あっても話し足りないくらいです」とつづき、「葬儀ではサプライズがありまして…義母は桃が大好物で、柩に入れてあげたかったのですが、季節が過ぎてしまって家族では用意できなかったのであきらめていたところ、担当の○○さんが用意してくださっていて、柩に入れてあげることができました。涙が出るほどうれしかったです」と。
このような連絡をいただいたことを担当者に伝えると、担当者は「たまたま用意できたので…」とおっしゃっていましたが、ご葬儀までのほんの数日の間にご家族の話しをきちんと、よく聞いていることにとても感心したと同時に、人に喜んでもらうことが好きな人なのだろうと思いました。
ご依頼者の方から、ご葬儀後に無事に葬儀を終えましたとメールやお電話で連絡をいただくことがよくあります。皆様、「紹介してくれた葬儀社さんには本当によくしていただきました」と報告してくださり、私共もこの方にこの社を紹介してよかったと安心いたします。
こと葬儀については、テレビやマスコミなどからよくない噂を聞くことも多く、また、ご葬儀で残念な経験をされた方も多くいらっしゃるのも事実ですが、この担当者のように、ご家族の気持ちをきちんと受け止めてくれる担当者もたくさんいます。
「葬儀社は究極のサービス業」とよく言われていますが、多くの方が担当者からの気持ちのサービスを受け取っていただければと思います。