家族葬に関する相談をよくいただきます。
その場合、まず最初の質問は「家族葬とはどういうものですか?」というものが多いように感じます。
家族葬の厳密な定義はありませんが、以下、Yahoo!辞書での解説(知識探索サイト・ジャパンナレッジ提供)がよくまとまっていますので、抜粋して紹介します。
「故人の近親者および本当に親しかった友人だけで行う葬儀・告別式。かつては参列者の多い「本葬」に対して、小規模に行う葬儀を「密葬」といったが、現在は親しい友人を招く場合も含めてこうよんでいる。」
そして、家族葬が増えた原因として高齢化を挙げています。
「高度経済成長時代には会社勤めの現役中か定年後まもなくに死亡することが多く、会社の同僚などが中心となって葬儀を行うのが普通だった。しかし、高齢化社会となり、定年後20年もたって死亡した場合、会社には故人を知る人がほとんどいない。また、東京で暮らしている子供のもとに身を寄せた地方出身の高齢者の場合、近隣になじみも少ないことから、子供など近親者だけで葬儀を行うケースが増えた。」