斎場の見学

先日、斎場の見学取材に行ってきました。
 葬儀社さんの自社斎場とお寺が保有する会館です。
 近年、お葬式の規模が縮小傾向にあり、家族葬などの小規模なご葬儀が主流になりつつあります。
 先日伺った斎場は、両方とも小規模な葬儀から、100名を超える葬儀まで、うまく対応ができる会館でした。
 葬儀社さんの自社会館はほとんどが宗旨宗派問わず、どのようなご葬儀にも利用できる融通性がありますが、お寺の会館の場合、檀家さんのみや、既成仏教のみなどの規制がある会館も多い中、先日おじゃまさせていただいた会館は、お寺の会館ではありますが、宗旨宗派問わず、どのようなご葬儀にも対応でき、また、近年希望者が多くなっている一日葬にも対応するという融通性の高い会館でした。保有する複数の式場は、ここ数年希望者の多い家族葬でちょうど良い規模のものをメインとし、人数が増えても十分に対応が可能なように作られています。
 葬儀社さんの自社斎場の方も、火葬のみでご安置されている方のお別れに利用できたり、センターへのご相談でもたまにお聞きする、「故人様と一緒のところで食事をとりたい」などの要望にも対応できるような融通性の高い会館となっていました。

 多様化するご相談者のご要望に応えるためには、葬儀を行なう場所の融通性も重要なところであると感じました。