葬儀のことは話しにくいと思います。

 センターでは、ご紹介した葬儀社でご葬儀を行われた際に、ご依頼者の方へアンケートのご協力をいただいています。
 その中の項目に、「お知り合いの方などにあさがお葬儀社紹介センターを勧めたいと思いますか」というものがあり、『1.ぜひ進めたい、2.機会があれば勧めたい、3.薦めたくない、4.勧めない、5.わからない』の5つの中からお選びいただき、その理由をお書き頂いているのですが、「ぜひ進めたい」と「機会があれば勧めたい」をお選びいただくことが多く、とてもありがたく思っています。

 この中の「機会があれば勧めたい」をお選びいただいた方がお書きくださっている理由については主に、
・普段、葬儀について話すことがあまりないから。
・相談を受けたら勧めます。
・葬儀のことはなかなか他人が口出ししにくいものですが、不安を抱えている人がいたら勧めます。
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 など、相手からの要請があればということが前提になっていらっしゃいます。

 普段の会話では、葬儀の話題はなかなか出ないかもしれません。
 私自身も、自分が葬儀にかかわる仕事をしているということを知っている人以外の前では積極的に葬儀の話しをすることはほとんどないのですが、どんな仕事をしているかという話から葬儀の話に流れることはよくあります。
 その際、「葬儀社を紹介している」と話すと、大抵、「そんなところがあることを知らなかった」と言われるので、まだまだ認知度は低いんだな、実感するのですが。

 最近では終活などで、葬儀について話すこともひと昔前よりはオープンになっているのかもしれませんが、やはり内容はデリケートなものなので、知人や友人などとの間では話しにくいところもあるのだと思います。

 葬儀のことで、ひっそりと不安を抱えている人も多いと思うので、このような活動をしているところがあるということを、こちらからももっと発信しなくては、と思います。