先日、老人ホームに入居中の義父様の万が一の際は、ご長男であるご主人が通夜まで付き添い、最低1日はお傍でお過ごしになりたいとのご要望と、お仕事の関係で、ご葬儀は遅くとも3日後までに終わらせたいとのご相談を頂きました。
ご実家の九州で、先にお義母様をお見送りされたと同様に、義父様の場合も、ご一緒に仮眠も可能な24時間対応の安置室にて、付き添えることが第1条件との由。
ご存知のように、東京近辺では火葬場の混雑もあり、ご葬儀まで日数が掛かる場合が多く、ご実家でのご葬儀のように、ご逝去翌日の通夜、翌々日の葬儀・告別式とスムースに運ぶのは難しい状況もある旨ご説明し、地元に詳しい賛同社とその担当者をご紹介させていただきました。
病院ではなく、ホームでの看取りを確認した担当者は、こちらのホームのことをよくご存じで、ホームの許可を頂ければこちらでの1晩付き添いが可能な旨お伝えし、ご逝去の際は他の出費をできるだけ抑え、通常ですと数日かかる火葬を、空きの有るグレードアップされた特別賓館に変更し、ご希望の日までに無事荼毘に付すことが出来きました。
ご葬儀を終えた夜、ご相談者からは早速に感謝のお言葉をいただきました。
同じように、東京近辺での1日葬のご葬儀でも、担当者の奮闘でピンチをきりぬけることができました。
お母様の体調をおもんばかり、通常のご葬儀を1日葬に変更されたお父様のご葬儀に、弟様が遠方から駆け付けられたのは、すでにご自宅での納棺を済ませ、葬儀場の安置所に移動された後のことでした。
弟様の「最後の一晩をお父様とご一緒に過ごしたい」とのたっての願いをお聞きした、こちらの斎場を良くご存知の担当者は、1日葬の場合通常難しい申し出でしたが、空いている二階の和室の提供をお願いし、お借りすることができました。
1階にご安置されている柩を2階に運ぶ手立ては、階段しかありませんでしたが、兄弟3人で力を合わせ、柩のお父様を2階にお運びし、お父様を囲んで最後の晩を無事お過ごしになられたとの由。
翌日、ご葬儀が始まる前、担当者とお会いされるや否や、感無量の面持ちでご報告されたのは言うまでもありません。
ご相談に応じて、適切と思われる地元の賛同社さんをご紹介しておりますが、地域のことに詳しい担当者の存在は、ご相談者にとっても頼もしい限りです。