満足・不満足

 先週もいくつかの斎場や賛同葬儀社さんの訪問に行ってきました。
 急なお願いにもかかわらず、お伺いさせて頂いた斎場や葬儀社さんはとても熱心に対応して下さり、葬儀社として、斎場として、葬儀をされる方々のために頑張っている姿を見させて頂きました。
 
 以前、「葬儀屋なんてどこも同じでしょ、電話帳を見て近い所に電話すれば葬式はやってもらえる」というお電話を頂いたことがあり、このことは何度かブログでも違う意味合いで書いたことがありますが、なぜか今でもずっと気持のどこかに引っかかっていて、消化できていないフレーズとして残っています。

 葬儀屋さんはお葬式をやるのが仕事ですから、お葬式はやりますが、「どこも一緒」・・・?
一緒なのか、違うのか・・・

 葬儀を経験された方で、次の葬儀も同じ葬儀社に依頼される方は多いと思います。
 その方々は、「とてもよくして頂いたので」「前にもお願いしたから」「特に不満もなかったから」「他に頼むところが分からなかったから」などの理由から同じ葬儀社に依頼されるのだと思いますので、それは最初に安心な葬儀社に出会えたということで、それはとても良かった事だと思います。

 ただ、残念な事に実際に葬儀で後悔されたという方から、「今度の葬儀では同じ思いをしたくないので」というご相談を頂くことがあるのです。

 葬儀屋さんがどこも同じならば、このような満足、不満足は生まれないのでは・・と。

 葬儀屋さんはどこも同じではありません。また、葬儀をされる方も環境や状況、要望なども同じではありません。
 そして、満足・不満足は人によって感じ方が違うと思います。

 「電話帳を見て近い所に電話すれば葬式はやってもらえる」、確かにそうですが、ただお葬式をやってもらえればいいというわけではなく、きちんと対応してもらいたいと思われれいる方は、葬儀社を選ぶことを考えて頂けるといいなと思っています。

 一生懸命になってくれる葬儀社さんはたくさんあります。