文章を書くのは難しくて・・。

 センターとのご相談のやりとりは、主に電話かメールで行われますが、実は、私はメールの返信があまり得意ではありません。
 電話の場合はご相談者の声や話し方などで何となく察することもできなくはないと思うのですが、メールでは受け取った方が読んだ時の気持ちや気分によって、解釈のされかたが変わってくるかもしれないということが不安になり、また、わかりやすく書けているかということも心配になるのです。

 もともと文章を書くことを苦手だと思って今までずっと過ごしていたのですが、きっかけというか原因というか・・
 小学校のころに書いた作文が意外にも褒められてしまったことが一因かもしれないと思う点があります。
 なんとなく、小説風に書いてしまった夏休みの宿題の作文で、書き出しの一行目に花丸がつき、先生から「この書き出しは大人びていて、いい感じ」と言われ、この「大人びて」という一言がなぜか素直に喜べずに、とても恥ずかしく思ってしまったわけです。
 それからは、意識して小学生風に、「私は○○がいいと思いました。」みたいな作文を書き続けていたように思います。
 今では自分に対してそんなデリケートな感情はありませんので、褒められたら素直に大喜びして調子に乗るくらいなのですが、どんな子供時代だったのか・・・。
 
 そんなわけで、ここ数年、「文章を書くことが苦手、を克服したい!」という想いがあるのですが、苦手意識というのはなかなか簡単には変えられないもので、メールの返信や説明書の作成、定期的にやってくるブログを書くことそれぞれに、「時間かかるぞ!やらなきゃ!」と気合いを入れるための心の準備が必要なのです。

 文章を書くことを生業とし、ターゲットに向けて、詳しく、わかりやすく伝えることができるライターさんは本当に尊敬します。
 いつかライターさんのように「私は文章を書くことが好きです」と言えるようになれば、文章を書く時の気持ちも軽くなるかもしれません。 
 いつまでたっても勉強です・・。