菩提寺との関係は?

 電話で依頼者の最もご要望に沿った葬儀社を紹介するにあたり、色々ご質問をさせていただいています。
 なかでも概算見積りをとる時、仏式の場合には菩提寺の有無を必ず伺います。
 
 菩提寺がない場合は通夜、葬儀告別式、繰上げ初七日の法要までの読経をどうするかで済みますが、菩提寺のある場合は先ず第一に菩提寺にお伺いをたてます。今まで疎遠だった菩提寺とも今後あれやこれやと長いお付き合いが始まります。

 火葬にして故郷の菩提寺でご葬儀とご喪家が思っていても、菩提寺からご遺体を運んで故郷で葬儀をしてほしいと言う場合もあるようです。
 また、菩提寺が遠方で来れない場合でも、ネットワークで菩提寺よりの紹介ということもありますので、事はそれからとなります。

 直接伺えないのでそちらでどうぞということになり、始めて葬儀社もお坊さんの手配が始まります。
 この場合は通常、戒名無しの俗名になります。お布施代は通夜から繰上げ初七日法要までの2日間の読経代と思って頂いて良いようです。49日の納骨の時、戒名は菩提寺にてつけられます。