先日立会いに伺ったご喪家の奥様は会葬の皆様に気を使われ、葬儀社に対しての1番のご要望は「おもてなしの心を大切に」ということでした。
祭壇のお花や通夜と精進落しのお料理に気を配われるのは勿論ですが、「会葬者の皆様を戸外でお待たせするようなことのないように」と式場選びを慎重に、そのために1日ご葬儀を遅らせたほどでした。
斎場は式場やお清め用の控室等に比してロビーが思いの外狭いところが多いようです。
そのため会葬者の多い場合などテント内や戸外で待たされることもしばしばです。
これから冬の季節、特に通夜のご焼香待ちの間等寒さは応えます。
暖房機は置いてありますが、近くまで行って暖を取れるとは限らず、じっとしている分足元から冷えてくるようです。
式場の状況は伺ってみないと分かりづらく、現場では葬儀社の担当者の指示に従って行動を取らざるを得ないので、寒いからといって勝手な行動は取りにくいものです。
室内でもコートを脱ぎ、出入口のドア近くで待つ場合もありますので、特に女性の方はこれから冬に向かいご葬儀に伺う時は、寒さ対策を十二分にしてもし過ぎることはないと思われます。