産経新聞に、ゆうゆうライフという企画面にライフプランという特集記事のコーナーがありますが、「今から考える葬儀のこと」(上)(中)(下)と題して、9月22日~24日朝刊で3日間にわたり特集記事が組まれています。
(上)では、盛大な葬儀が影をひそめ、家族やごく親しい人だけで送る家族葬や、儀式なしに火葬のみで済ませる直葬など、この10年余りで様変わりしてきた葬儀の傾向とその要因が取り上げられています。
(中)では、葬儀は高額なサービスにもかかわらず、葬儀費用についての情報が乏しいという状況を踏まえて、それがもとでのトラブルや葬儀費用について取り上げられています。
(下)では、後悔のない葬儀にするための、事前の情報収集と準備について取り上げられています。
読んでみて、ひとつにまとまった新聞記事としては、地に足がついた感じを受けました。
といいますのも、マスコミでよく取り上げられるのは、目新しさを求めるあまり、宇宙葬であるとか、特殊なイベント化した葬儀や、散骨や、遺骨からダイヤモンドをつくる等々・・・であったりするからです。
たしかに興味深いニュースではあるでしょうが、実際にそうした変わった方法というのは全体からの割合からすれば圧倒的少数派です。
としますと、葬儀についてもっと伝えられてしかるべきは、この特集記事のような、多くの人が関心を持つことのほうではないのかという気がしました。
ちなみに、当センターも9月23日付の(中)で取り上げられました。(以下はネットに転載されているものです)