ご葬儀後、依頼者の方々から「事前にご相談していくうちに自分の気持ちがはっきりしてきて、残り少ない日々を看取ることだけに集中することができました」というご報告を頂きます。
我々、ご相談を受ける立場といたしましては、ホッと安堵する瞬間でもあります。
事前にご相談されるお立場はそれぞれですが、未知のことへの一抹の不安や中には自己嫌悪に陥りながらも無事やり遂げねばと気持ちを奮い立たせてご相談される方がほとんどです。
はじめどこからどのように手を付けてよいのやら、とおっしゃる方もメールやお電話でのやり取りで一つずつ不安や疑問を取り除き、安心して後は気持ちを残り少ない看護に集中させることができるようです。
やり直しはできません。後で悔いが残らないように精一杯の看病をして差し上げましょう。
頂いたお手紙にも限界が近づいてきて「もしかしたら」が頭をよぎりだしたが「その時」どうすればよいのか具体的に何も分らなかったので、まずは当センターに相談をされたとのこと。
しかし当初は看病しながら、葬儀の準備に入る行動に嫌悪感を覚え、悩みながらメールをやりとり始め、センターのホームページを読み込んでいくうちに、あらかじめ知っておくことがひいてはきちんと送ってあげることにつながるのだと思えるようになってきましたと書かれています。
メールでのご相談をやり取り中の方にも、予断を許さないが今少し安定していますとの報告を受け、思わずご葬儀の方は色々お伺いしましたのでご安心していただき、今はできるだけ看病に専念されるようお願いしてしまいました。
後悔しない為にも・・・。