親族19名程の家族葬の通夜に立ち会いました。
この日は友引でしたので関係者の出入もほとんどなく、二つの通夜だけで辺りはひっそりした空気につつまれていました。
依頼者のご要望は三人家族なので身内だけで質素に送りたいが、お父様の願いだった戒名だけは良いものにしたいということでした。葬儀社サイドはご希望の値段でやって頂けるお寺を探すのが大変だったようですが、無事間に合いました。
始め予算をお聞きしてご希望の花祭壇を少し心配しましたが、葬儀社の担当者はインパクトのあるものを作りますからと太鼓判を押されていました。依頼者は花が少ないのも寂しいのでと電話口でおっしゃっていましたが、当日飾られた祭壇を見てとても満足なさったようで、伺う早々お母様共々お礼を言われ、こちらもほっといたしました。両サイドのご燈明が祭壇に奥行きを与え、立体感のある華やかな祭壇でした。
通夜の式の後、会場には故人の大好きだったクラシックの曲が流れていました。お疲れのお母様の様子を気遣いながら二人寄り添って、担当者と明日の葬儀の打ち合わせをしている依頼者の姿が印象的でした。
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