お気持に点数はつけられない。解答があるわけではないので同じことに対してある方は70点、別な方は80点となり、その差の評価は難しい。
それでもあえて点数をつけて頂く。
センターではご葬儀が済み、少し時間を置いたところで依頼者の方にアンケートのお願いをしております。
まだそれどころではないとお叱りを受けるのではと内心びくつきながらも、「お願いします」とサッと差し出します。
幾つかの質問事項の中で葬儀社についての総合満足度を10点満点で伺っています。
8点です。9点です。と伺うとどの辺りがご不満だったのか、何か落ち度があったのかにわかに心配になり、時に10点満点ですと言われると、本当ですかと少しいぶかしんだりと、回答を頂くのにも一喜一憂してしまいます。
そんな中で10点満点12点を付けた方がいらっしゃいました。
若いスタッフの仕事ぶりに感激され、将来への希望を託されてプラスされたとのこと。
こちらのふらついた気持が一喝され、おもわず頷いてしまいました。
満足された点、ご不満だった点を具体的に伺い、点数と見比べながら、依頼者のお気持ちを色々と推し量り、次なるステップへの足がかりを模索しています。