見積りはしっかり見ましょう・・・。

 最近見積りについての電話でのお問い合わせが目立っています。
 当センターがNPO法人ということで、信用していただいた上でのご相談が相次いでいます。
 できるだけ無駄を省きたいが取り寄せた見積りは正当なお値段なのか。
 病院付きの葬儀社に頼んだら搬送だけで法外な値段を要求されたが、相場は幾ら位なのか。
 はたまた同族会社の経営者だったお祖父様が急死され、社葬を頼んだ葬儀社が不当な請求をしてきたのでご相談したいとお孫さんからの問い合わせがありました。
 社葬の場合は先ず会社の取締役会での承認を得て執り行われますが、あわただしい中で担当の社員の方も葬儀社の説明をよく理解されないままことが運ばれてしまい、請求書を見てびっくりのご様子。
 契約される前の打ち合わせの段階でどのような説明がなされたのか、最終的な見積りはどんなだったのか。
 お願いしていないテントが張られたとおっしゃいますが、数百人の会葬者がおいでになる場合には必要なものでは・・・?
 祭壇も半額に負けると言われ、お花も供花が組み込みになっているのでただ同然になるのではとおっしゃいますが・・・?
 どうも一つひとつ十分な説明がなされないままご葬儀をされてしまったようです。
 最終的な見積書と請求書の中身を見比べ、じっくり検討され、葬儀社と話し合う必要があるようです。
 近頃、見積りを取ることまでは一般的に浸透してきましたが、さらに中身を検討され、また紙の上だけでは分らないことがありますので担当者に会って話を聞き、祭壇等は写真を見て判断されることも必要です。