今年のご葬儀は日にち最優先の傾向あり・・・?

 松の内もあっという間に過ぎ、お正月はずっと以前に終ってしまったかの様に見えますが、まだまだ余韻を残しているのが火葬場です。
 場所によってばらつきはありますが、暮の内に消化できなかった分、お正月にお亡くなりになられた分が尾を引いて、式場だけでなく火葬場まで1週間待ちの状態でご迷惑をお掛けしてしまいました。

 今月いっぱいまでは少し難しいかもしれないが・・・と楽観視されていた方が急変され、お亡くなりになられたが、ご遺族はお仕事の関係もあり、どうしても日にちが待てないとのこと。
 日にち最優先とはいえ、火葬場の塞がりはいかんともしがたく、ご相談に乗っていた葬儀社さんもお手上げ状態のため、今はどなたもいらっしゃらない遠く離れた故人のご自宅のある地域の葬儀社さんにバトンタッチして、なんとか事なきを得ました。
 今までご葬儀の日取りは比較的ゆるやかに組まれても大丈夫な場合が多く、むしろご予算の関係を重視されていたが、今年はご予算もさる事ながら、厳しい世の中、仕事の関係などで日程がより優先される傾向が強まるのでは・・・と予感します。
 お正月のような特殊な状況を除き、火葬場の待ち具合は心配ありませんが、早期の公営式場確保はさらに困難な状況になるのでは。

 以前関西の会社の方から東京支社の葬儀に関して首都圏ではご葬儀に3日4日とかかるのは当たり前になってきているといわれますが本当ですかと問われたことがありましたが、今年はより厳しくなるのでは・・・。