10点満点に12点をつけた心意気とは・・・。

 「10点満点12点です」。
 一瞬えっと思わず読み直してしまいました。
 少し前に頂いたアンケートですが、いまだに心に焼き付いています。
 
 「実際は9点といったところですがスタッフの前向きな仕事ぶりと暖かい心遣いに触れ感激しました。若いスタッフの頑張りを見て、経験を積むことで将来はより素晴らしいサービスを提供できると思います。M社が愛される葬儀社として発展することに、期待と励ましの意を込めてプラス3点としました」。

 気が動転してしまい自分のことで手一杯、他人のことまではかまっていられないという状況下でもこんなに広い心で見ていただけるとは・・・。
 本来なら励ましてあげる立場の者が逆にはげまされ、傍で見ている者までも一緒に勇気を貰ったような気持にさせられました。

 ご喪家と直接関わる葬儀社の担当者はご葬儀の演出家として、ご喪家のご要望を把握し、いかにお気持を察してあげられるかが大きな鍵になるようです。

 「家族葬なのでこちらもあまり気を使わずに済むように配慮していただいて満足です」
 「遺体の迎えから、遺族が自宅に戻るまでの一切を礼節ある行き届いた心遣いをしてくださった担当者に心からお礼を申し伝えたい」
 「細部にわたってよく相談に乗ってくれ、遠隔地の菩提寺との話や近辺僧侶との交渉もうまくしてくれました」
 「対応がビジネス的に見えないところと葬儀内容に柔軟に対応していただけた点」
 「対応の迅速さ、心配りどれも満足でした」
 「報道陣への対応が見事でした。お1人で汗だくになって頑張ってくれました」
 担当者の心意気がご喪家に伝わった満足度です。