先日、家のそばの道路で見慣れない小学校低学年くらいの女の子に「おはようございます」と、突然挨拶をされました。私も「おはよう」と返すと、その女の子は続けて「どこに行くんですか?」と。
休日だったので、諸々の用事があって出かけるところだったのですが、つい「お仕事に行くの」というと、かわいい笑顔で「頑張ってください」と返されました。「ありがとう」と返事をし、その場を離れた後、なんとなく、モヤっとした罪悪感が。
その女の子は別段私の行動に興味があって聞いてきたのではないと思うのですが、「お仕事」とウソを言ってしまったこと。
少し後悔しました。
素直な気持ちのいい挨拶をしてくれた子に対して、ちゃんとお話しに参加してみればよかった。
後日、同じマンションに住むお宅の娘さんだということがわかったのですが、その子のお父さんは毎朝元気に気持ちのいい挨拶をしてくれる方でした。知らない人にはかかわらないように…と、つい思ってしまう時代ではあるかもしれませんが、気持ちのいい挨拶は、人とのつながりや助け合いの基本ですね。わかっているつもりでいても、なかなかできなかったり、面倒だったり…
その女の子のおかげで再確認することができました。