つい先日、グアムで散骨のセレモニーをしてきたという散骨の業者さんとお話しをする機会がありました。
ご遺族は、海軍の軍人だった故人様の遺言を尊重してグアム散骨を希望されたそうです。散骨用の船には、ご遺族・ご親族の皆様が乗船し、それはそれは感動したセレモニーだったと言ってました。
日本の真冬の海は極寒で、荒れることもよくあるので、今の時期はよほどのことが無い限り散骨はしないそうですが、3月以降はけっこう予約が入っているとか。
近年、有名人などの散骨がニュースなどで報道されたりすることも影響しているのかもしれませんが、自身の遺骨を散骨してもらいたいと希望する人が増えてきたそうす。とはいえ、遺志を遺したとしても実際に自分亡き後、散骨をしてもらえるのでしょうか。
散骨や分骨に関しては、賛否両論で、さまざまな意見があると思います。自身の思いだけではなく、家族、親族など、周りの人の理解や宗教的なことも関係してきます。
ただ、お墓を持たない、また、身寄りが無く、お墓を守る人がいないなどの事情がある人にとってはとても良い方法なのかもしれません。
我が家でも、散骨は時々話題に出ることがあります。我が家は夫が次男のため、代々のお墓には入りません。となると…選択肢として散骨もありなのでは?
夫も私も自分自身は散骨もいいなと思っているのですが、我が家にも反対者がいました。娘が猛反対しています。
自分自身だけでなく、遺族の捉え方も大きく関係してくることだけに、散骨を希望する人は周りの人にきちんと理解してもらうことが重要なんだと、実感しています。