合同葬により施行された社葬の具体的な相談からの流れ

 ある会社の専務さんから社葬について事前相談の電話がありました。「社長である父親が先が長くないようなので、葬儀の準備をしたい。社葬をするにはどうすればいいのか」というものです。社葬の流れについての概略を説明した後、実際に葬儀を仕切ることになる、葬儀社選びについて話は進みました。

 その結果、次のような流れで葬儀社を決めていくことになりました。1、社葬を前提にして、センターが社葬実績で満足度の高い葬儀社3社から、あくまで概算として見積りを取る。2、センターがその見積書を説明する。3、専務は見積書の見方を理解し、センターのアドバイスを参考にして要望をさらに整理する。4、要望がまとまったら3社と面談し、その要望を伝え詳細な見積りを作成してもらう。5、3社に詳細な見積書について説明してもらう。6、それらのことを踏まえて依頼する葬儀社を決定する。

 斎場については、葬儀社3社との面談において詳細な説明を聞いた中で、もっとも安心ができそうだと感じた葬儀社に、事前に寛永寺や築地本願寺第二伝道会館などを案内してもらい、 最終的には築地本願寺第二伝道会館が斎場に決まりました。と同時に、葬儀社もそこに決めました。

 葬儀の後、専務さんから「初めての経験でしたが、葬儀社の担当者の方にはいろいろ教えていただきました。社葬を全般的に滞りなく進めることができて本当に良かったです」と感謝のお手紙を頂きました。

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