故人が50代の女性の葬儀告別式に立ち会いました。通夜の会葬者はご主人の会社関係を中心に250名程になりましたが、告別式は親族、故人の友人等40人程が集まりました。
菩提寺のご住職の関係で1日しか間が空けられなく、すぐ通夜になり、告別式も午後1時と指定され少しあわただしいものになりました。喪主のご主人も会社の経営者のため時間が十分取れないという事情もありました。葬儀社の担当者は「葬儀費用が決められ、金額を優先していったので心配しましたが知り合いの延命寺が借りられて良かったです。常に 金額以上のものを心がけています」と語っていました。
ご主人は奥様の好きなブルーの色合いを中心にした花祭壇を大変喜ばれたようです。葬儀告別式の後そのまま続けて初七日の法要が行なわれました。葬儀の途中、火葬場の南部斎場より葬儀社サイドに火葬時間が知らされ、時間が少し引き延ばされましたが、そのため最後のお別れ花の時間はたっぷりとることができました。ご家族、ご親族の皆さんがそれぞれ柩の故人としばしの間ご対面し、思い出のアルバムなどを納めた後、お一人づつゆっくりとお花を手向けていました。柩の蓋を閉めたあともご主人と一人息子さんが身じろぎもせずじっと見入っている姿は胸が締めつけられるようでした。
一般の会葬者の方はロビーでしばらくの間お待たせすることになりましたが、あくまでご家族、ご親族が中心なのであえてこのようにしたようです。南部斎場までは高速に乗ると5分ほどで着いてしまうので、ご喪家の了解の元、火葬場で順番を待つよりもこちらでのお別れ時間を十分取ることにしました。車でいらしたご親族もマイクロバスで南部斎場を往復、火葬を待つ間に休憩室でお食事会をして、こちらで解散ということになります。
※延命寺遍照閣会館の斎場案内は、延命寺遍照閣会館のページになります。