この春のお彼岸は、家族の都合が合わず、お墓参りに行けませんでした。
やっと落ち着いてきたので、近いうちに行こうと思っています。
我が家のお墓は比較的近く、休みの日に一人で行こうと思えば行けるのですが、やはり私が一人で行くよりも、息子に来てもらいたいのでは?と思い、なかなか休みが合わない主人との時間の調整中です。
このお墓は長男が継いでいます。長男の子供は女の子が二人。
将来、姉妹のどちらかが継いでいくことになるのだと思いますが、まだ若い二人。
ましてや、まだ二人ともお嫁には行っていないので、そんな将来のことはまだ考えられないようです。
私自身も二人姉妹です。
実家のお墓のことが気になりました。
私が20代の頃、霊園の石屋さんに、「お父さんとお母さんがお墓を建てたから、これからの補修はお姉ちゃんたちが頑張ってね」と言われたことを思い出したのです。
お墓の石はまだまだずっと大丈夫だけど、周りの石はあと10年もしたら新しいのにしたほうがいいと。それからもう20年以上経っていますが、まだ当時のままです。
このお墓、誰が守っていこうか。
私の代はまだ大丈夫。姉妹で守っていけますが、この後が問題です。
我が家も女の子が一人。お嫁に行ったら守ってもらえるのか・・・。
まだ10代の娘は、おばあちゃん子というのもあり、「もちろん、私がやる」と頼もしいことを言ってくれるのですが、これもどうなることか。
しきたりや核家族化など、様々な問題でお墓を守ってくれる人がいなくなってしまう状況。
これからは更に増えていくのではないかと思います。
私自身、どこのお墓に入るのか?お墓に入ることができるのか?という問題もありますが、今あるお墓を無縁墓にしないためにも、お墓参りの時にそんな話をしてみようと思っています。