最新のものがいいとは限らない

 最近まで、事務所の電話回線の中に、1回線だけアナログがあったのですが、それをやめてすべて光回線に統合しました。

 アナログ回線は停電時も使えるというメリットがあります。ただ、今の電話機は留守番機能など色々な機能がついていて電気がないと使えないものが多いので、停電用に、電気がなくても通話できる電話機を別に用意しておかないといけません。
 ながいことアナログ1回線も保持してきましたが、代替手段やらコストのメリットを踏まえると光回線にしてもよさそうなので、そうしました。

 ともあれ、われわれ紹介センターや葬儀屋さんにとって電話は生命線でもあります。このため、多くの葬儀社さんにとって欠かせないのが転送という機能になります。24時間ひとつの固定電話の前にスタッフがいられるという状況がない場合は、転送という機能を利用することになります。他の場所の固定電話や携帯に転送するという感じです。

 固定電話への転送は問題ないのですが、携帯・スマホへの転送は気を遣うことになります。電波状況などが悪ければ、つながらず通話できないという状況も生まれてしまいますから。

 なので、携帯への転送を利用している葬儀屋さんは切実さがあるので、この場所は電波状況がよくないとか、このエリアはどのキャリアが通じやすいとか、この機種がいいとか、ダメだとか・・・などよく知っています。

 最近のホットな話題では、スマホ関連です。現状、スマホを転送先にするのはリスクがありますが、それでもそうせざるを得ない状況の時には、できるだけバッテリー消費を少なくさせて長持ちさせる方法はこうだとか、「圏外着信お知らせメール」を利用していれば最悪すぐ折り返し電話ができるとか、LTEはつながりにくいので(何のために高いお金を払ってLTEにしたのか分からなくなってしまいますが)常時3Gに設定しておくとか・・・・です。

 つい最新のものにつられてしまいますが、いい面ばかりではないところが面白いところです。