昨日は月2回のペースで通っている趣味のキルト教室の日でした。
教室でいつもお世話になっている先輩は、ここ数カ月、体調が悪く下を向いて細かい作業をすることができない状態なのですが、昨日も教室をお休みすることなく、体調が悪くても楽しみのひとつとして通っているそうです。
そんな先輩のために先生は、根を詰めなくても手軽ですぐに出来上がるミシンで作る小物を教えているのですが、それもなかなか楽しそう。
キルトのように一つの作品を長い時間、手間暇をかけて作るものとはまた違った、出来上がった達成感をすぐに体験できるのがいいようです。
先輩は、一年ほど前に自宅でミシンを買ったと言っていたのですが、ミシンを使うのが苦手だったり、やり始めることが億劫だったりで、買った時のままずっと箱から出さずにしまいこんでいたとか。
今回、簡単に作れる小物を覚えたことで、そのミシンはやっと陽の目を見ることができ、空いた時間で気軽に小物作りを楽しんでいるそうです。家族やお友達へのプレゼントにして、喜ばれているとのことで、生地を買うのが追いつかないくらいだと言っていました。
自分が苦手だと思っていることは、なかなか始めることができず、できることならやりたくないと思いがちですが、なにかのきっかけで、逆にどっぷりとはまり込んでしまうこともあるんだな、と思いました。
私も隣でレシピを盗み聞きしていたので、気分転換にひとつ、作ってみようかなと思います。