担当者との面談

 ご葬儀についてお身内で幾度か経験された方は別としても、大方はあまり身近なこととして捉えていらっしゃらないのではないでしょうか。
 しかしながら、「死」はいつどなたに突然降りかかってくるか、予測がつかない代物でもあります。

 後悔しない、ご納得のいくご葬儀にするためには、見積りをお取りするのは勿論のこと、お時間がありましたら担当者と再度の面談をされることをお勧めいたします。

 どこから手をつけてよいのか迷われていらっしゃる方も、担当者との最初の面談で具体的な説明を受けて、ご葬儀についての概略を掴むことができるようになると、ご葬儀の青写真をご自身の中で自由に描くことができ、どのようにされたいのか、一つひとつのご要望もはっきりしてくるようです。
 
 さらにご要望が明確になったところで再度面談をされ、それについて話し合われることで、完成度の高いご葬儀をめざすことが可能かと思われます。

 先日も、ご高齢のお父様が突然倒れられ、意識不明のままの状態が続き、お医者様からはもはや時間の問題とも言われ、万が一を考慮して、ご葬儀の準備をされたいとのご相談を受けました。

 かつて、会社の企業戦士として、その後役員として活躍をされた方ですので、ご連絡をされた場合かなりの会葬者数が見込まれますが、ご家族と身近なご親族だけでお見送りされたいとのご要望で、取り急ぎ概算のお見積りをセンターの複数の賛同葬儀社さんからお取りになり、当方からの勧めもあり、まずはそれぞれの担当者とご面談をされました。

 担当者は見積りの祭壇やお食事、返礼品、想定された二つの斎場の違い等をパンフレットや写真でご説明をし、ご相談者からのご質問に丁寧に回答され、さらなるご検討していただくことになりました。

 お尋ねした情報をもとに、ご相談者はよりご希望に近づくために、斎場や火葬場に足を運び、下見をされ、ご兄弟と意見の交換を図った後、1社に絞り、再び担当者とご兄弟も交えての面談をされて、それぞれの意見を取り入れた綿密な見積りが作成されました。

 まずは、下見をされた斎場の中からご要望に適した斎場を指定され、火葬場は一番良い特別殯館でと兄弟の意見が一致したところから新たな出発がなされ、ご喪家皆様のご要望が詰まったお見積りとなりました。

 ご逝去前に綿密な見積りと打合せができましたので、いざと言う時も慌てることなく、納得の行くご葬儀ができたことをご報告いただいたのは言うまでもありません。