5年目を迎えるにあたって、省みました

あさがお葬儀社紹介センターは3月が期末で、この4月から5期目を迎えました。

サポート件数は3期までほぼ倍増してきていたのですが、4期目で横ばいになってしまいました。紹介サービスとう業態が確立してきていて、このサービスを求めている人は間違いなく増加してきていると思われる中、反省すべき結果です。

もちろん、サービスの質を低下させてまで、成長させていくことは望んではいません(これは本当の成長とは言えないのでしょうが)。

4年間試行錯誤してやってくれば、それなりにサービスの質は上がってきます。質を上げながら、もっとサポート件数を増やすことができたはずだと率直に思っています。

サービスを求める人が増えているという状況の中で、これは私のやり方・心構えがまずかったということになります。(もっとも、たとえ最悪の状況下であっても、状況のせいにはできませんが)

何がまずかったのか? 省みると、細かいことはいろいろありますが、何と言っても、私の心構えです。
1、まず、時間の使い方がまずかった。行き当たりばったりで、自分では仕事をしているつもりだったが、本当に事業の発展のために使った時間が少なかった。
2、それもそのはずで、時間の管理を可能にさせ、それをしっかり支える、目標とか計画が恥ずかしながらまったくなかった。
3、その結果、事業を成長させるために、逐次、計画と行動、結果を検証していって、改善していく—–こんなことは、また恥ずかしながら考えたこともなかった。

1の時間の使い方がまずかったということは、自分でも薄々気が付いていたのですが、じゃあどうすれば、無駄な時間を少なくできるのか? 自分の頭を捻っても答えが出てこないので、ピーター・ドラッカーの著作の助けを借りて、上記の3つを得ました。

特に、ピーター・ドラッカーをして人生を変えた経験として取り上げている次の話が示唆的でした。
「書きとめておく—-イエズス会とカルヴァン派の教訓」という話で、近世初期にイエズス会とカルヴァン派が奇しくも同じ方法によって成長したということを知ったという話です。その方法とは、何か重要な決定をする際に、その期待する結果を書きとめておかなければならないことになっていて、一定期間後、実際の結果とその期待を見比べなければならなかった、というものです。これが成長の要因になっていた、と。

ということで、ここに省みたことを書きとめておいた次第です。

NPO法人による非営利第三者機関とは

 NPO法人は特定非営利活動法人とも言います。「非営利」は、その名が示すとおりNPO(Non Profit Organization)法人の本質をなすものです。市民活動などの社会貢献活動を行う主体として公益の増進に寄与することが目的です。

 さてその次の「第三者」とは、取引や契約の当事者でない主体のことを意味しています。葬儀依頼者と葬儀社がそれぞれ第一者か第二者のどちらかになります。

 非営利の第三者機関の必要性が出てくるのは以下のような事情によると思われます。これまで葬儀において、その特殊性から依頼者と葬儀社との間のコミュニケーションがスムーズに行われにくく、どうしても情報格差が生じてしまい、依頼者側からすると葬儀社選択が難しいだけではなく、不利になることが多々ありました。この問題の解決の一つの方法が、依頼者と葬儀社の間に第三者機関が入って、依頼者を適切にサポートするというやり方です。

 適切にサポートするために第三者機関は、依頼者に対しては、その意をよくくみとり、葬儀社に対してはその能力を把握する能力をもっていなければなりません。

 だからといって、葬儀社側の利益を代表する人が含まれている機関は第三者機関とは呼べません。 単独では集客できない葬儀社が集まって、何らかの機関を作って、第三者機関と謳っている場合がありますが、結局は集客のために利用するというだけなので、これは第三者ではありません。
 
 要するに、第三者機関は非営利として運営されるべきだと思うのです。

NPOとは何か

 NPO法人は特定非営利活動法人とも言います。「非営利」は、その名が示すとおりNPO(Non Profit Organization)法人の本質をなすものです。市民活動などの社会貢献活動を行う主体として公益の増進に寄与することが目的です。

 内閣府にあるNPOホームページにNPOの概略がわかるようになっています。NPOホームページ

ブログ開設しました。

 あさがお葬儀社紹介センターができてから早いもので2年がたとうとしています。

 センターをどういう仕組みにすれば、依頼者にとってより満足の高いものになるのか、と試行錯誤を繰り返しながら、そして着実に成長しながら、これまで300件ほどの葬儀のお手伝いをさせてもらいました。

 センターができた当時に比べ、葬儀や葬儀社、斎場に関する情報もインターネットで探せば、だいぶ収集できるような状況になってきました。ただ、それらのほとんどの情報は表面的なものが多いようです。判断するのに役立つ情報というのは、というより、判断に役立つようにという強い意図でもって作られているホームページはなかなかお目にかかれません。

 この「葬儀社紹介の相談員日記」でわれわれの活動の一端を知ってもらうことを通して、葬儀や葬儀社に対して、よりよい判断ができるよう、少しでも役立つようであれば幸いです。