時代は変われども決め手は10年前も同じです。

当センターでは、創立当初からご葬儀を終えたご相談者に、アンケートのお願いしております。
ご回答頂いたアンケートはこれからご相談頂く皆様へのアドバイス、担当者への励ましの他、センターにとりましても、今後の方向性を考慮して行く上で、重要な要素の一つとも考えております。
この10年間で、ご葬儀を取り巻く環境も表層には大分変化が見られますが、アンケートによるご喪家のお気持の変化は如何ばかりでしょうか。

丁度10年前の2009年に頂いたアンケートでは、「あさがおさんのホームページを読んで、一人で悩むよりまずはあさがおさんに相談してみよう!」とお決めになられた方の場合は「過去に父の弟も癌で亡くし、その時は何の準備も出来ず、バタバタと病院の霊安室の名簿の中から全く面識もない葬儀社に決めてしまい、葬儀後には高額な請求をされ、参列して頂いた方々にご不便、ご迷惑を掛けてしまったので、父方の親戚より、お父様の際は出来る限りの準備はしておいてね!との助言を受けておりましたが、葬儀社に知り合いも無く、ネットで検索したところ、御社のホームページにたどり着きました。以前の経験から、葬儀社さん直接ではなく第3者であるあさがおさんに事前相談ができることが利用の決め手になりました」とおっしゃっています。
「何かの御縁であさがおさんとご紹介頂いた葬儀社さんと知り合えて、家族として立派な式ができたことに感謝しております。これもまじめだけが取り柄の父の日頃の行いがよかったからかしら!?」とお母様共々お話されていらっしゃるとの由。

また、「今回初めて身内が亡くなり、喪主である母も体調が悪く、私と弟が仕切る形になりましたが、若い二人では、何をしてよいのか分からない中、ご紹介頂いた担当者のおかげで立派な告別式を執り行うことができました」とご回答頂いた方からは、担当者の「押し売りもなく、一歩引いた立場でのお話に好感が持て、僧侶の手配や亡くなった当日も朝早くから病院に出向き、その後の段取りなども親切に教えていただき、葬儀後の位牌の手配、49日法要での僧侶の手配、石材の手配も親切に対応していただきました。

ご葬儀中身内がバタバタする中、適切な指示、裏方さんに徹したお仕事ぶりには大変助かりました。母は担当者を大変気に入り、次の時もお願いしますねと言っており、近所の友達にも口コミで良かったわよと言いふらすと迄、言っておりました」。

又別な方の場合は「これが父の最後の入院になるだろうと医師から告げられました。母と私は葬儀のことを考えなければいけない状況になりましたが、交代で病院に行くのが精一杯でした。当初病院から紹介されるだろうし、成り行きのままでいいねと余り積極的ではありませんでした。母の希望は公共の斎場で、小さな葬儀にしたいとのこと。インターネットで調べ、センターのサイトを見つけ、電話番号だけを控え、5日程前に少しためらいはありましたが、母には内緒で思い切って電話させていただきました。非常に不安な時でしたが、担当者から何時でもまた電話をしてくださいとおっしゃっていただけた安心感で、何となくホッとしたことを覚えております。母にはそういうNPOがあること、そこに紹介してもらった葬儀社が良さそうだということを話し、お任せする覚悟ができました。残りの数日は父を看取ることだけに気持ちを集中することができましたので、相談させていただいて良かったと思います」。

センターがご紹介した賛同社にお決めになられたご喪家のお気持ちは、3人3様ですが、ご葬儀へのお気持は、当時も今も余り変わりはないように思われます。
いつの世も、先ずはお気持から。
御葬儀はやり直しがききません。ご納得のいく方向を常日頃、考えておくことも重要です。

知人からの紹介で。

 「友人がよかったと言っていた葬儀社も検討しているが、ほかの葬儀社も検討したい」というご相談を伺うことがあります。

 ご友人がその葬儀社を使ったときにとてもよかったと言っていた、知人からこんな葬儀社があると聞いた、など、ご自身を取り巻く方々から好意で教えてもらうこともよくあると思います。

 実際、ご友人が「よかった」と思ったところはその方にとって本当に良かったのだろうと思いますし、どこに頼んだらいいのかわからない人には、葬儀を出した経験者からのアドバイスは安心できるものかもしれません。

 ただ、どのような葬儀社に頼みたいのかはご依頼者の状況や要望、経済状況などによってそれぞれ違うので、ご友人が良いと思った葬儀社が、必ずしもご自身にも良いと思えるのかどうかはわかりません。

 先日、ご友人から紹介してもらった葬儀社に依頼し、その社の安置室にご安置している状態の中、センターにご相談がありました。

 担当者のあやふやな対応に不信感を持ち、場合によっては葬儀社を変えることも考えているとのこと。
 まだ契約のサインなどはされていない状況だったため、どのような葬儀にしたいのか、ご要望の中で一番重要視したいところはどんなことなのか、などをお伺いし、葬儀社のご紹介をさせていただきました。

 担当者と直接話をしていただき、今依頼している葬儀社との打ち合わせの結果次第では、ご紹介社の方にお願いすることになるかもしれない、とお返事をいただきました。

 結果、翌日その葬儀社に連絡が入り、ご依頼というかたちになりました。

 教えてくれたご友人、知人の方との関係性にもよることなのでしょうけれど、葬儀はそのご家族内のことですので、ご喪家の方が満足がいく葬儀社を選んでいただければと思います。

余命を宣告されて、ご相談される方のお気持は・・・。

 1ヶ月程前、ご自宅にお伺いし、万が一の際のご相談をさせて頂いたばかりの方の訃報を、ご紹介した賛同社の担当者から伺い、電話口で思わず言葉に詰まってしまいました。

 お伺いした折、お歳は召していらっしゃいましたが、お顔の血色もよく、お元気そうで、ご相談を実行に移すのはだいぶ先のことになりそうだと勝手に思い込んでおりました。

奥様とご一緒のご相談でしたが、事の深刻さを微塵も感じさせず、「どちらが先にお世話になるかな」と軽愚痴をたたいていらっしゃる光景を拝見しておりましたので、にわかに信じられない思いでした。

以前、名脇役の俳優さんが余命半年であることを明らかにし、残された時間を精一杯生きることをお話され、すでに葬儀社の手配もご自分で済ませていらっしゃることを公表されていましたが、ご自身の最期はご自分のお気持に忠実に、どこまでもご自身の意思を貫きたいと宣言されていたことが思い出されます。

また、てきぱきと明るく張りのある声でご相談を頂いた方の場合は、当初ご両親のご相談かと勘違いする程お元気な御様子でしたが、実際は再入院される直前のお電話でした。
小さなお子様を抱えた、まだ若いお母様からのご相談でしたが、万が一の際に後を託す妹様の為にもとおっしゃるお元気なお声に、ご相談に応じた未熟な当方が逆に励まされる始末でした。
妹様から訃報が届いたのはそれから半年後でした。

皆さん、覚悟を決めるとは言え、現実はどんなお気持だろうか。
お元気な折、ご自身の将来のこととして事前相談をされることと、余命を宣告された後一刻一刻と迫る死を現実なものとして捉え、受け入れざるを得ないお気持ちの差は如何ばかりか。
未熟な当方はまだまだ結論が見出せません。

ご葬儀の仕事に携わり、死についての客観的な言葉は巷に溢れていますが、それが現実になった時、自身の死を直視できるような心境になれるのは、いつになるのだろうか。
まだまだ、先が読めません。

使いたい斎場に慣れている葬儀社を。

 先日、「葬儀社を選ぶには、地元の葬儀社を選んだほうがいいですか?それともお葬式をするところのあたりの葬儀社を選んだほうがいいのでしょうか」というご相談がありました。

 ご相談者の状況や要望、内容にもよるのですが、センターでは、できるだけ葬儀を行いたい場所から近いところにある賛同葬儀社の中からご要望に合うような社をご紹介させていただいています。
 
 その理由は、担当者がよく使っている斎場であれば使い勝手や細かな決まり事、その時の状況や暗黙のルールなどを熟知しているので、葬儀の際に混乱なく対応してもらえるというご相談者にとってのメリットがあるからです。

 センターのサイト内に斎場の案内ページがあり、案内項目を付け足す際には各斎場に問い合わせをするのですが、同じ質問でも斎場によって回答が異なることがあります。

 例えば、式場と火葬場が併設されている斎場では、精進落としの会食は、火葬中に召し上がることが多いという斎場もあれば、火葬時間が短いので火葬中は茶菓子を召し上がりながらお待ちいただき、本膳は火葬が終わってから召し上がっていただくという斎場があります。
 また、食事は葬儀社がいつも依頼している料理屋さんではなく、斎場の指定料理屋さんに依頼しなくてはならないところもあります。

 普段使い慣れている斎場ならば、そのような細かいルールも熟知しているのでスムーズに対応してもらうことができますが、遠方であまり使ったことがないような斎場の場合、担当者の勘違いひとつが混乱をきたしてしまうということも考えられます。

 都内にあるセンターの賛同葬儀社から、以前地元の葬儀で対応した方から、遠方のご親戚の葬儀の依頼があり、その地域の葬儀に対応してくれる葬儀社をその方に紹介してあげてほしい、という依頼があることがあります。

 もちろん、その葬儀社でもその地域の斎場を使うことはできるので、その方の依頼を受けられないということはないのですが、慣れない斎場で葬儀をすることの心配や、移動の際に渋滞に巻き込まれて、約束の時間に大幅に遅れてしまう可能性もあるなどの、ご喪家にとってデメリットになってしまう要素があるからだと思います。

 ネットで広範囲での葬儀の対応ができると謳っている葬儀社の中には、本当は営業拠点が1か所しかなく、少人数のスタッフで対応しているような葬儀社もあるようですが、できれば葬儀を行いたい場所から遠くないところに会社があるところを選ぶのも安心につながるように思います。

担当者との信頼関係

 先日、センターの賛同葬儀社の担当者の話しを伺ってきました。

 その葬儀社は、一人の担当者が打ち合わせから葬儀、葬儀後の相談など、一人の担当者が最初から最後まで対応しています。

 事前相談をしていない場合、葬儀社の担当者との「初めまして」は葬儀の打ち合わせの時だと思います。
 大切な人が亡くなったばかりの時、お葬式のことに不案内なご喪家の方が一番頼りにしたいのは葬儀社の担当者ではないでしょうか。

 先日話しを伺った担当者は、「まず信頼して頂くことが大事、ご喪家の方の話しを聞き、どうしたら心を開いてもらえるかを考えながら話しをしています」とおっしゃっていました。
 そこから信頼関係が出来上がり、数日後のお葬式でも安心して頼ってもらうことができれば、ご喪家の方も安心して故人様を見送る事ができるのではないか、と思って対応しているとのことでした。

 以前、センターからのご紹介で葬儀社を選び、葬儀を行ったご相談者から葬儀が終わってすぐにメールをいただきました。
 ご家族の雑談の中で、(故人様が)桃が大好きだったけれど、桃の季節は終わっちゃって残念だったね、という話しが担当者の耳に入り、ご葬儀当日、担当者が季節外れの桃を用意してくれてお供えしてくれたことが何よりもうれしかった、ということが書かれていました。

 家族葬のような規模の葬儀では、特に担当者との信頼関係が葬儀の満足につながるように思います。

 確かに小規模な葬儀社であればそのように対応するしかない、という状況もありますが、それも葬儀社によって担当者の考え方や対応は異なります。

 『葬儀社を選ぶ』というのは、会社の規模やホームページの体裁、価格だけではなく、「信頼できる担当者」というのも検討材料に入れて頂くと安心できるのではないかと思います。

直葬、この10年間の歩みは・・・。

 最近はご葬儀の儀式を省いた火葬のみをご希望の方が増え、直葬もご葬儀の一翼を担うのではと思われるほどになって参りました。

 当センターでも、10年程前から少しずつではありましたがご依頼を頂き、当初ご葬儀をされない驚きにマスコミが騒ぎ、ラジオ番組でも大きく取り上げられたのが、今では懐かしく思い出されます。

当時、TBSラジオのトーク番組では聴取者を交え、活発に様々な意見が交換され、ご葬儀のこれからを考えるよい機会を与えてくれたように思われました。

司会者の「ご葬儀の意味を説明して来なかったお寺の責任は重い」との問いかけに、早速聴取者のタクシーの運転手さんからは「お金をそぎ落としてしまえばそれでよいのか。菩提寺のご住職からご葬儀の意味を教えてもらい、それを考えると簡素化に走るのは如何なものか」の反論が。

一方、4年間にお身内3人様を見送った方からは、直葬賛成とのご意見も。
現実ご葬儀で悲しんでいる暇はない。「病院で多額の費用を使い果たし、とどめにお葬式が控えています。そのお葬式も葬儀社が取り仕切るようになり、便利だが、無事葬儀を終わらせたいために、葬儀社の言いなりに少しでも良い祭壇をと思ってしまいますからね」

また、70代の方からは「世の中、殺伐としている風潮と同じだ。独り身だけれど大勢の方のお世話になりました。昔の人は老い支度と言って、いざという時困らないように貯めていましたよ。出来るだけ多くの方に立ち会ってもらいたい。誰かがちゃんとやってくれるだろう。それが人の世というものだ」

同世代でも、一切葬儀をするなと家族に言ってありますときっぱりおっしゃる方もいらっしゃいました。

白熱した議論の結果、聴取者の反応は直葬賛成57%、反対18%、どちらともが25%とのことでした。
この10年間で、直葬や家族葬のことも、日常生活の中で話題として取り上げられてくるようになりました。
直葬でもお別れだけはゆっくりされたいと、様々な工夫もなされてきた現在でしたら、どの様な結果になったでしょうか。

担当者の励み

 「葬儀の仕事をやっててよかった」

 ご両親の将来の葬儀についての事前相談で息子さんからご相談をいただいた際に紹介させて頂いた葬儀社の担当者から葬儀を終えたとの報告をいただいた時に言っていた言葉です。

 センターからのご紹介後、ご両親と息子さんとでその葬儀社と面談をした際に対応した担当者で、その対応が好印象だったことから、ご両親は自分に万一の事が起こったら葬儀は「○○さんにお願いしたい」と担当者ご指名でその社へ依頼することをお決めになられていたそうです。

 お父様がご逝去される数日前、息子さんから直接担当者の携帯に連絡がはいり、心配な状況になったので、万一の際はお願いしますと依頼されたとのことです。

 数日後のご葬儀はご自宅にてご家族のみの家族葬となり、和やかな雰囲気の中執り行われました。

 葬儀社の担当者はお世話をする立場ではありますが、ご葬儀を行なった場所はご自宅、ご家族のホームということで、「○○さんも召し上がって」と、奥様が作ったおにぎりをいただいたりなど、逆にもてなしていただいた場面もあったようです。

 ご家族から、「○○さんにお願いして良かった」と言っていただき、担当者は「葬儀の仕事をやっていて良かった」という気持ちになったと言っていました。

 「この仕事は大変ですが、やってて良かった。励みになります」と更にやる気がパワーアップされたようです。

引き継ぎたい担当者の心意気

先日賛同葬儀社さんの担当者の方から「健康上の都合で廃業することになりました」のご連絡を頂きました。

センターが発足して間もない頃、ご葬儀の立会いでお伺いした折、ご会葬者が大勢お集まりの通夜の席で、山陰の菩提寺からお越しいただいたご住職に、担当者のご葬儀の取り組み方を絶賛されたとのお話が思い出されます。

そのご葬儀では、故人様との最期のお別れを担当者にお任せするだけでなく、御家族皆様が一歩踏み込み参加することで、各人の胸に刻み込まれるとの担当者の発案から、ご喪家皆様の手を借りて故人様との思い出づくりをされ、ご会葬の方々から大好評を博し、ご紹介した当方まで感謝された思い出がよみがえりました。

故人様との思い出の写真や品を出来るだけ多く集めていただき、ご喪家の皆様にお任せして皆様の手で思い出コーナーを創ることを提案し、実行されました。

当初担当者に言われたからと渋々お手伝いされていたお子様達も、写真を切ったり貼ったりレイアウトしていくうちに、次第に故人様との思い出がよみがえり、手づくりの思い出コーナーが完成された暁には、お気持の上でもご家族ご親族にとっても代えがたいものになったとの由。

それから数年後、お花の先生でもいらっしゃった奥様のご葬儀の折は、御家族の他にお弟子さん達も負けじと共同作業に参加されて、思い出に残るご葬儀になったのは言うまでもありません。

立会いにお伺いし、式場のみならずお清め室までも展示された作品を、熱心に見入っていらしたご会葬の方々の様子が、今でも目に浮かびます。

ご葬儀も表面的にはここ数年来、大分様変わりの様相を呈してきました。
しかしながら、後に続く担当者の心意気は永遠であってほしいものです。

事前に依頼する葬儀社が決まっていたことは安心できることだった

 以前、事前相談に対応していたご相談者から、「父が亡くなり、紹介して頂いた葬儀社に連絡して、対応して頂いてます。」とのご連絡を頂き、その際に「事前に依頼する葬儀社が決まっていたことは安心できることだったと、その時に改めて感じました」と、実際に経験された方にしかわからない実感としてのお気持ちをお伝えいただきました。

 このご相談は、お父様がご危篤で大変ご心配な時のご長女の方からの事前相談で、早速に見積もりを取り寄せ、お送りしていたご相談でしたが、お父様がお亡くなりになり、葬儀社に対応して頂いている旨のご報告を頂いたのは、それから3か月後のことでした。
 見積が届いていることをセンターに連絡しなければ、と思いつつ、一時、大変ご心配な状況になられたお父様のご容態が安定したことで、安心してしまって・・と、センターへのお返事が出来なかったことを気にされていらっしゃいましたが、安心されている状況でしたらセンターへのお気遣いは気にされなくても大丈夫です。

 事前相談は、『万が一の時に慌てたくない』、という気持ちからのご相談ですが、センターでは、葬儀についての不安を少しでも軽減できるよう、できる限りの対応をさせていただいており、ご自身がどのような葬儀を希望されているのかを整理し、葬儀についてわからない事を減らしていくことで葬儀の不安が軽減していただき、その後はご看病などに専念していただきたい、という思いもあります。

 ご対象の方が頑張ているときに、葬儀のことを決めていくことに抵抗がある方も多いと思いますが、事前相談は「決めなくてはならない」というものではありません。
 よくわからない葬儀のことを少し理解し、数多くある葬儀社の中から万が一の時に連絡する社の候補を考えておくだけでも気持が落ち着けることがあるように思います。

担当者の立場

 「どのようなことを伺っても的確な回答とアドヴァイスを頂き、全面的に信頼しお任せすることができました」。
ご葬儀当日慌ただしく、お気持の余裕がなかったご喪家を全面的にバックアップし、仕出屋さんや、お花屋さんの細かな支払い、係りの方への心付けまで、全てサポートした担当者への感謝のお気持ちが寄せられました。

 当初、ご相談のやり取りの段階で、ご要望に合うと思われる地元の賛同葬儀社さんを複数社ご紹介し、各社から見積りをお取りして、見積りの説明と各社の特徴等申し上げたところ、当方のお薦め社とその理由をザックバランにお聞かせ願えないかとのお問い合わせを頂きました。

各社共リーズナブルな価格で、担当者の対応も評価が高く、当センターとしては甲乙つけがたいところですが、先のやり取りで予算・場所・サービスの質の優先順位をお伺いしたところ、ご予算も大事ですがサービスの質を挙げていただき、ご会葬者にご高齢の方が多く、少人数でのご葬儀とお伺いしておりましたので、ご紹介した社の中では、自営業的立場で長年ご葬儀に携わってきた担当者を、推薦させていただきました。

他社さんの場合は社の担当者という立場になりますが、推薦した担当者の方はご自身の判断1つで、その場の状況に合わせて即答出来、いか様にも対応が可能ではという点を考慮させていただきました。

しかし、同時に少人数のご葬儀では、担当者との関係が重要になり、実際にお会いして合う・合わないということも出てきますので、お会いになってからお決めいただくよう申し伝えておきました。

見積りをお取りした社の担当者それぞれにお会いになり、「どの方も安心してお任せできそうな感じがしましたが、今回はご推薦頂いた社にお願いしたいと思います。他社に不安を感じたわけではありません。ご推薦頂き実際にお会いしてその通りだと実感しました」

ご報告から4日後お母様は旅立たれました。