「私、おせっかいすぎるんですよね、求められてもいないのに勝手に体が動いちゃって」、
以前、女性の担当者の方からこんな話をお聞きしました。
たしかに、ご葬儀の立ち合いに伺った時も、「足元寒くないですか?」と言いながらご高齢の方にひざ掛けを差し出したり、ストッキングが伝線しているのを見つけ、そっと替えのストッキングをお渡ししていたり、など、ずっと動いていました。
センターが立会いで行っているからというわけではなく、どうやら誰も見ていないところでもその一生懸命な想いがあるようで、ご葬儀の前日に故人様のお名前を想いながら折り紙で馬を折り、「明日のご葬儀も無事に終えることができますように」とお祈りして、ご家族の許可を得られると、その馬をお棺の隅の方に入れさせていただいているとのこと。周りからは「そこまでしなくてもいいのに」と言われることがあるそうすが、自分がやりたくてやっていることなので、とおっしゃっていました。
葬儀社にとっては慣れている葬儀でも、各ご喪家の方にとっては一度きりの大切なお別れの場です。
信頼できる担当者に対応して頂くことは、ご満足につながる一番大切な所なのかもしれません。