市営斎場の常設祭壇使用で葬儀費用が半減できる

 葬儀費用を大きく左右するのは祭壇費用です。
 その祭壇が公営斎場で無料(斎場費に含まれる)、若しくは数千円から1万円前後で借りられる地域があります。
 関東地方でも千葉、埼玉方面の方は特にこの恩恵に与れます。
 都内、神奈川地域の方は残念ながらありません。生花祭壇を除いた仏式、神式、正宗、キリスト教とそれぞれに対応します。、
 千葉県の方の場合は千葉市斎場が無料、馬込斎場(船橋市、習志野市、八千代市、鎌ヶ谷市各市内の方)が1回標準型3700円、大型4300円。ウィングホール柏(柏市、流山市、我孫子市内の方)が15000円、野田市関宿斎場が10500円。
 埼玉県の方の場合は、さいたま市浦和斎場が1時間390円、さいたま市思い出の里会館が第一葬祭場用1時間2100円、第2葬祭場用1時間1250円、さいたま市ひかり会館が1時間2800円、市内貸出1回(2日)2650円、朝霞市斎場が1回15000円、越谷市斎場は斎場費に含まれる等ざっと見ただけでも使用料はまちまちですが、通常の10分の一から20分の一という安さで借りられます。
 ほとんどが斎場に常設されていて、この祭壇のみ使用というところと、持ち込みのできる場合等は常設の祭壇前に飾ったり、なかには常設の祭壇を後にずらすことができる斎場もあります。
 また常設の祭壇上は生花を飾ることができないというハンディもあります。
 生花で飾りたい場合は柩の周りと棺の前だけになります。この場合は葬儀社により異なりますが、プラス10万円ほど加算されるようです。
 費用の面だけを考慮すると、斎場費を加算しても民営の斎場とはかなりの差ができますので、
 特に家族葬等で費用を極力抑えたい方には朗報だと思います。