よりよい葬儀にするためには地域の斎場に精通した葬儀社選びが大切です

 先日会葬者200名ほどの概算の見積りを依頼された方が会葬者全員テントではなく冷房が効いた室内で、イスに腰掛けられる斎場を希望する旨のお話をされていました。
 一見当たり前のことのように思われますが、式場は葬儀に出席されるご家族ご親族の方を除くとイス席が足りない場合が殆どといっていいくらいです。会葬者が多い場合は特に顕著です。
 一般の会葬者の方は告別式に出席なさるのですから少し遅めにいらっしゃっても大丈夫ですが、大方皆さん定刻前にいらっしゃいます。
 来られた方から順次にスタッフに案内され着席されますが、式場定員以上の方はロビーかテントで告別式のご焼香までお待ちいただくことになります。
 ご焼香が済んだあとも最後のお見送りまでお待ちいただくために再びロビーやテントに待機いただくことになります。
 ロビーでじっと立っていらっしゃる年配の方をよくお見かけします。たとえ短い時間でもじっとしているのはお年寄りにとってかなりきついようです。
 またテント内で暑い中、イスに腰掛けていらっしゃる方も大変ですが、先の二つの要素を満たしてくれるイスのある広いロビーの斎場は以外に少ないものです。
式場も公営、民営それぞれ特徴がありますが公営に例をとりますと、式場や建物が立派な割りにロビーや特にお清め所の飲食スペースが狭いところが多いようです。お清め所として中には幅広の廊下を立食用にしている所もありますので、多数の会葬者を見込んでいる場合は難しいようです。
 外観だけではなかなか判断できない場合も有ります。
 地域の斎場に精通した葬儀社にお尋ねするのが1番です