「葬儀社の方にはご葬儀の後のことも相談に乗っていただけますか」
電話やメールで葬儀の相談を受けた時、その後のことを心配されて尋ねられる方が増えてきています。
特に都会生活では周りに相談できる適当な方がいらっしゃらないという事情もあります。
もちろん葬儀社の担当者もご協力し、アドバイスいたしますのでご安心ください。
ご喪家の方にとってはご葬儀も滞りなく無事終わり、ほっとする間もなく翌日からお世話になった方々へのご挨拶から遺品の整理、各方面への支払い、役所関係や遺産の手続き等と忙殺される毎日が続き、気がつくと49日が目の前に迫っていたという状態ですと皆さん異口同音におっしゃいます。
49日には納骨をしたいのでとお墓を希望される方も多いようです。
お墓に埋葬の時には墓石を彫る必要がありますので3週間前くらいには石屋さんに手配をお願いすることになります。
お墓を買う時に気をつけることの一つに寺院墓地の広告で「過去の宗旨・宗派は問いません。仏事は寺住職が行います」と書かれていた場合の意味は、過去はどのような宗教であってもかまいませんが、契約する時はそのお寺の檀家になってもらいますということですのでご注意ください。
また、石屋さんが販売し、バックに寺院が付いている墓地を購入の場合にも注意が必要とのことです。
「宗派はかまわないですよ」といわれて購入したが、実際にはバックについている寺に改宗させられることが多いとは葬儀社の担当者の弁です。
たとえば、法要、供養等で供物やお花を墓に供えたたままの状態で帰ってしまいますので、後の掃除や管理をしてもらうことになり、お寺からは「やっておきましたから」といわれ次第に申し訳なくなってきて、気が付いたら改宗していたということもあるようです。