先日、お身内の方がお1人しかいらっしゃらないので、ご自身の万が一を考慮されて、必要な事柄等をメモに残しておきたいとの御相談を頂きました。
ご高齢ではいらっしゃいますが、現在まだお元気そうなお声が、電話口から伝わってきました。
お見送りの方がお1人だけなので、直葬を御希望されていらっしゃいますが、今一番のご心配は死後の処置とのこと。
病院でご逝去された場合、死後の処置は病院でして頂けますが、ご自宅での万が一の場合がご心配との事。特に女性の身にとっては一大事です。
ご相談者の地域の賛同葬儀社さんに伺ったところ、搬送担当のスタッフの手により、搬送前に簡単な処置もされるとのこと。
また、直葬の場合の葬儀費用もご心配とのことで、賛同社から伺った費用等もお伝えし、ご相談者も取りあえずホッとされたご様子です。
複数の賛同葬儀社さんより、お見積りもお取りできる旨申しあげましたが、ご自身の御希望等をもう一度考え、「再度ご連絡をさせて頂きます。見積りはその折に」との由。
最近では、数年前からマスコミでも頻繁に取り上げられ、残された方々も慌てなくて済むようにと、ご本人様の御希望や伝えるべきことを書き留めておく、「エンディングノート」の存在がクローズアップされておりますが、 次回ご連絡頂いた折にはこの「エンディングノート」の存在をお話し申し上げ、ぜひともお勧めしたいと存じます。
エンディングノートの前書きには「お気持ちが変わったら、前に書き込んだものを赤ペンの線で消して、新たに書き加えてください。変更したところの横には書き加えた日付を忘れずに」と記載されておりますので・・・。