「あさがお」命名の由来

 ある葬儀屋さんから、社名変更の文書が届きました。以前の社名は、少し誤解されるかもしれないが、狙いがわかりやすいと思っていました。新社名は、住所から付けたようです。

 社名の付け方もいろいろでしょう。住所から、創業者の名字から、理念から、事業内容から・・・などなど。

「あそこの葬儀社は、社名を変えて伸びだした」という噂話を聞かないこともありません。
 
 創業時は、いろいろな準備や雑用に時間とエネルギーをとられすぎて、社名の大事さが、案外、ないがしろにされている場合もあるかもしれません。しかし、時間とエネルギーをかけない割には社名の決定は後々まで大きな影響を及ぼすものだと、つくづく思っています。

 現に、当センターが運営し続けられているのも、 名前によるところが大きかったのではないかと感じています。

 10年ほど前のことなので、定かではありませんが、たしか以下の3つぐらいを勘案してひねり出したように記憶しています。

1 花の名前。
 (当時、生花祭壇が出回り始め、花はさわやかでいい)
2 “あ” から始まる名前。
 (当時まだ影響力のあった電話帳広告に、小さいスペースでも目立たせるためには、“あ”から始めるしかない)
3 記憶に残りやすい簡単な名前。
 (何の関わりもないが、一回聞いたら忘れられない、トマト銀行のインパクトはうらやましい) 

 1,2は、現在ではあまり意味をなさなくなってきましたが、情報洪水のなか、3はますます重要になってくると思われます。