七草粥

 時間が経つのは早いもので、新しい年が始まって一週間が過ぎてしまいました。
 今日から仕事始めの方も多いことと思います。

 今日は七草粥をいただく日。縁起ものだと思って毎年作るのですが、我が家ではいまひとつ人気がありません。お正月のお料理で疲れた胃を養生するためでもあるとのことですが、3日から既に平日モードの日常に戻っているので、もう無理して作ることもないのかなとも思うのですが。

 このお正月は実家で過ごしたのですが、家族そろったのはどのくらいぶりでしょうか。近いので、まめに顔を出してはいるのですが、このような機会がないとなかなか皆が揃うことがなくなってきました。

 ここ数年、おせち料理は実家の母と私とで用意をして持ち寄っていたのですが、母も高齢。長時間、台所に立っているのがきつくなってきたようで、ついにリタイア。今年のおせちは私が作って持っていきました。
 これからは、毎年私が作って持っていくことになるでしょう。完全にバトンが渡されました。今度は私が娘に伝える番なのですが、これからの数十年、日本のお正月はどのように変わって行くのだろうかと考えます。
 元旦でも普通に買い物に行ける時代におせちの必要性もなくなってきつつあり、我が家では七草粥が消えそうではありますが、お正月の独特な雰囲気だけでも受けついでもらえればなと思います。