女性の先駆者の終活はいかに・・・。

梅雨の季節、鎌倉駅前はカラフルな傘のオンパレードです。

 世界遺産への落選騒動からか普段のおば様達のかしましい声に交じり、外国からのお客様も目立ち始め、駅中のテンションはさらにエスカレートしているようです。
 駅に降り立った人は皆一様にこのテンションに巻き込まれ、雑踏の中でも笑顔がはじけ、他の駅では見られない一味違う空気を楽しんでいるようにも思われます。

 その雑踏に身をおく当方も元気を貰いに月に一度の鎌倉詣でをしています。
 詣で先の料理教室では人生の大先輩達とも肩を並べてお味見にいそしんでいます。

 大先輩達は働く女性の先駆者で日本初の何々の肩書きを持つような方々ですが、ことお料理に関しては対等です。
 仕事を離れた天真爛漫な姿を見ているだけで1ヶ月分の元気をいただいております。

 その先輩達は永年お仕事に没頭され、今なお現役で続けておられますが、ご高齢でお1人住まいの方も多く、これから立ち向かう問題も様々な方向から出てくるでしょうが、これまで築いてきた、年齢に負けない精神力とパワフルさで、一つひとつをクリアして行く様をお手本として見せていただけるのではと期待しています。

 そして人生最後のエンディングをどのようにまとめていかれるのか

 終活という言葉がマスコミで取り上げられ、早3年。
 まだまだ現実的には話題先行型ですが、先輩はどんな終活を実行されるのか。

 お料理を介してお会いできた人生の先輩のこれからに注目していきたいと思います。

 先輩、よろしくお願いいたします!