このブログでも「あさがお葬儀社紹介センター」のホームページでも、密葬を「身内を中心にした葬儀」という意味合いで使用しています。この理由は、一般の人(ご依頼者)の多くがこのような意味合いで理解していると思っているからです。
これに対し、葬儀社の人の中には、依頼者が密葬と言う言葉を使うと、密葬の厳密な定義(本来は、本葬に先立ってするものが密葬という感じで)を依頼者に説明しだす人もいます。
これはこれで、時と場合と状況が適切であれば意味のあることではあります。しかしながらそれよりも格段に大事なことは、依頼者が何を思っているかを理解することのほうなので、依頼者とこうした議論をしても意味はありません。
依頼者が本当は何を考えているのか、望んでいるのか、これを理解できるようになるのは口で言うほど簡単ではないのですが、これができるところは葬儀業界に限らず、どの業界でもお客様(ご依頼者、消費者)に喜ばれるもの・サービスを提供できるところであることは間違いないでしょう。