インターネットは便利です。その気になれば一日で、葬儀のことや葬儀社の大量の情報を収集することができます。
となると、大量の情報をもとに適切な判断が導かれると思われそうですが、そう簡単なことではないことは、インターネットで情報収集をしたことのある人なら分かってもらえると思います。
情報収集をすればするほど、かえって混乱してしまうというのが正直なところではないでしょうか。
大量の情報に振り回されないための方法は、私の思いつくところ、情報収集する目的を明快にしておくこと、そして、質の低い情報は片っ端から捨てていくこと、だと思います。
こういう言い方もできます。質の低い情報を見分ける眼を持っていないと、大量の情報に混乱させられてしまうということです。この眼をもってはじめて意味ある情報収集が可能というところでしょうか。
それゆえ、葬儀のことや葬儀社の情報は、そのときになって収集する類の情報なので、わからなくて当たり前だと思うのです。しかも、情報を提供する側の多くが、情報を収集する人の意識に合わせて情報提供しているとは言えず、自分たちの都合で情報提供しているのですから、わかりにくさも倍増されているのが現状でしょう。