多くの方々ののご協力のおかげです

 センターにご相談いただき、ご葬儀をされた方から後日ご協力いただいたアンケートのご回答は、葬儀に対して不安をお持ちの方や、どこの葬儀社に頼んだらいいのか迷われている方にとって、センターは安心して相談できる機関ということを実際のご経験から語っていただけるもので、心配されている方が、安心してご相談しても大丈夫と思っていただくことが出来るとても大切なものと思っています。

 センターの活動については、ネットで検索していた時に見つけて頂いたということが多く、サイトを作る際にも葬儀のことで心配されている方へどうしたら安心してご相談いただけるかを一番に考えて作っています。

 先日、お電話での事前相談で「間違いのない葬儀をしたい、センターを信用しているので、事前の見積りはいりません」とおっしゃっていたご相談がありました。
 また、その後ご紹介葬儀社の担当者と直接お話しいただいた際にも、担当者の「見積りを作りましょうか?」という問いに「信頼していますから、見積りはいりません」とお答えになられたそうです。
 見積りは葬儀社を選択するための検討材料やご予算と比較するなど、多くの方が必要とし、見積りを踏まえて葬儀社を選ぶという事が多い中、センターを信用しているので事前の見積りは不要と言われ、とてもありがたいと思う反面、「間違いのない葬儀をしたい」というご相談者の一番のご要望に対応できる葬儀社を必ず紹介しなくてはならないという、気が引き締まる思いで対応させて頂きました。
 
 ネットでの情報はどこまで信じたらいいのかわからないと思われている方も多いと思います。私自身も、色々検索した時にどれを信じたらいいのか分からなくなることも多い中、センターを信頼していただくことは、センターから紹介させて頂いた葬儀社も信頼していただいているという状況にあると実感しました。
これは、今までのセンターの活動の中で、実際にご相談いただき、葬儀をされた方からご協力いただいた多くのアンケートのご回答や、センターの活動にご賛同頂いている良心的な葬儀社さんのおかげだとつくづく思っています。

 これからも、葬儀で後悔してしまう人が少なくなるように、安心してご相談いただけるサイト作りを頑張りたいと思います。

お盆のお墓参り

 お盆のお墓参りはもう行かれましたか。
 我が家はなかなかお盆の時期に家族の予定が合わず、今年も少し遅れてお参りに行く予定です。
 
 実家の方の霊園は、ずいぶん前から引っ越ししたいね~と言いながら、何年経ったことか。今年は父が一人でお参りに行ったようです。
 早く近くに引っ越しさせてあげたいのですが、なかなかそれも難しく、先送りしている状況で、この先もまだ何年かかかりそうです。

 夫の両親も、私の実家の祖父母も厳しい人ではなかったので、「うまくやっていればOK」と、見守ってくれていると勝手に信じて甘えてしまっていますが。

 もう少し涼しくなってから・・なんて言っていると、すぐお彼岸になってしまいそうなので、今月中には一度お参りに行ってきます。

暑い日が続きます・・

 連日、30度超えの暑い日が続いていますが、体調など崩されていませんでしょうか。

 
 外出から帰ってきて、涼しい室内に入った瞬間、確かにとても気持ちいいのですが、この温度差が夏バテの原因になるとか。
 電車やバスに乗っても、お店に入っても、家に帰ってきてもこの状態が繰り返されるわけですから、体調が悪くなってしまうのも仕方がないのかもしれません。
 普段から風邪もほとんどひかない健康な私でも、ここ2日程のだるさは自分でも少し心配になるくらいです。
 先日、娘がアルバイト先で軽い熱中症になったようで、もう少しちゃんと体調管理をしなくてはと思います。

 高齢になると「暑い」を感じにくくなるため、自宅にいても熱中症になりやすいと聞いたことがあります。
 高齢の親御さんがいらっしゃる方は心配ですね。
 特に遠方に住んでいるなどの場合、まめに様子を見に行くこともできない方もいらっしゃいますし、近くに住んでいてもなかなか顔を見に行けない状態の方もいらっしゃると思います。
 私も徒歩圏内に高齢の両親がいますが、なかなか顔を出せず・・・。
 「まあ、ちゃんとやってるでしょう」と、勝手に安心していますが、長く住んでいる家でも、周りの環境が変わり、隣近所との交流も薄れているので、やはりたまには顔を出さなくては、と思いました。

 まだ、暑い日が続きそうですので、皆さま、ご自愛ください。

終活。

 終活という言葉が一般的に使われるようになって、積極的に活動されている方がとても多くなってきました。
 終活の中でも、お葬式のことや持ち物やデジタルデータの整理や納骨先についてなどは、遺された家族が困らないようにと、家族の為に進めていらっしゃる方も多いと思います。

 先日、つけっぱなしにしていたテレビで、お墓についての番組が放送されていたので、家事の手を止めて少々見入ってしまいました。
 生前にご自身が将来入るお墓を購入される方も多くいらっしゃるとか。たしかにそのような話しはよく聞きますし、センターへご相談される方の中にも「まだ誰も入っていませんが、○○○寺にお墓を買ってあります。」なども伺うことがあります。
 遺された家族は「用意しておいてくれてありがたかった」と思われる事が多いと思いますし、ご自身が気に入った所に納骨してもらえることは、ご本人にとっても家族にとっても良い事だと思います。

 ただ、私の場合、これを将来、自分もそうしたいと思うかな・・?と考えた時、今の私自身の考えとしては、遺った家族が出来る範囲でやってくれればそれでいいなと。
 そして、私の両親の将来についても、特別に何か「こうしてほしい」というものが無いのなら、出来る範囲で、こちらの都合でやらせてもらいますよ、と思っています。

 以前お邪魔させて頂いた納骨堂のスタッフの方から伺った話しなのですが、ご自身の納骨場所を探して見学に来た方がそこをとても気に入り、生前に購入したのですが、その何年か後に、面倒を見てくれている息子さん家族が遠方に引っ越しをすることになり、そこに納骨してもお参りに行けないからと、やむを得ず、一度も使わずにキャンセルされた方がいらっしゃったそうです。

 このようなことは稀なことなのかもしれませんが、その稀な事が将来の自分の状況に当てはまらない保障はないと思うと、やはり、その時の状況に任せましょうというところに行きついてしまいます。
 私が今の時点で思う事は、遺された家族が葬儀やその後のことについて将来迷わないような方向や、選ぶ方法を伝えておくだけでいいかな、ということです。また、何年かしたら気持ちが変わるかもしれませんが・・・・。

社葬と一般葬

 センターのサイト内(地域版)にある、社葬のページをもう少し詳しく作りなおそうと、何年か前に一度読んだ社葬に関する本を読みなおしているのですが、そんな中、「初代社長の万一の事に備えて」とのご相談を頂きました。
二代目社長として後を継いでいる息子さんからのご相談ですが、初代の社長はまだお元気なご様子。
 先々に「備えて・・」というよりは、「会社関連の方の接待を含めてそれなりにきちんとするにはどうしたらいいか・・」という初めてであるがゆえの漠然とした不安があったようです。

 社葬にするか、一般葬にするか、これは会社や家族の考え方で方向が決まるわけですが、ご相談者の会社は小規模で「社葬」というよりは一般葬の方が現実的とのことでしたので、規模が大きくなるような一般葬という形で進めていきました。
 小規模で家族も一緒に働く会社の場合、社葬ではなく遺族が主となって進める一般葬を選ぶことも多いようで、このご相談者も今まで何回か得意先などの代表の方の葬儀に参列したご経験があるとのことでしたが、いずれも一般葬でのご葬儀だったそうです。

 ずいぶん前の事ですが、私が勤めていた会社の社長が現役で亡くなり、葬儀は社葬で行った事を思い出しました。
 従業員10名以下という小規模な会社でしたが、家族の要望で「社葬」という形で執り行われ、かなり多くの方が葬儀にご参列いただいた葬儀でしたので、とても慌ただしく大変だった覚えがあります。
 私は経理関係に関与していなかったのでそのあたりはよくわからないのですが、その後も税理士さんと色々やり取りをしていたところを見て、社葬って大変なんだな・・と思ったり。
 
 大きな企業では社葬取扱規定などが予め準備されていて、急な万一の事にもスムーズに対応出来るようにされているところは多いと思いますが、小さな会社などではそこまで考える必要もないと思われている事もあると思います。

 会社関連の方が多くお越しになる葬儀は社葬でなくてもそれなりの対応が求められますので、まだ先の事であっても、何を考えておかなくてはならないのかなど、漠然とした心配があるようでしたら、一度ご相談されるとご安心いただけるかもしれません。

文章を書くのは難しくて・・。

 センターとのご相談のやりとりは、主に電話かメールで行われますが、実は、私はメールの返信があまり得意ではありません。
 電話の場合はご相談者の声や話し方などで何となく察することもできなくはないと思うのですが、メールでは受け取った方が読んだ時の気持ちや気分によって、解釈のされかたが変わってくるかもしれないということが不安になり、また、わかりやすく書けているかということも心配になるのです。

 もともと文章を書くことを苦手だと思って今までずっと過ごしていたのですが、きっかけというか原因というか・・
 小学校のころに書いた作文が意外にも褒められてしまったことが一因かもしれないと思う点があります。
 なんとなく、小説風に書いてしまった夏休みの宿題の作文で、書き出しの一行目に花丸がつき、先生から「この書き出しは大人びていて、いい感じ」と言われ、この「大人びて」という一言がなぜか素直に喜べずに、とても恥ずかしく思ってしまったわけです。
 それからは、意識して小学生風に、「私は○○がいいと思いました。」みたいな作文を書き続けていたように思います。
 今では自分に対してそんなデリケートな感情はありませんので、褒められたら素直に大喜びして調子に乗るくらいなのですが、どんな子供時代だったのか・・・。
 
 そんなわけで、ここ数年、「文章を書くことが苦手、を克服したい!」という想いがあるのですが、苦手意識というのはなかなか簡単には変えられないもので、メールの返信や説明書の作成、定期的にやってくるブログを書くことそれぞれに、「時間かかるぞ!やらなきゃ!」と気合いを入れるための心の準備が必要なのです。

 文章を書くことを生業とし、ターゲットに向けて、詳しく、わかりやすく伝えることができるライターさんは本当に尊敬します。
 いつかライターさんのように「私は文章を書くことが好きです」と言えるようになれば、文章を書く時の気持ちも軽くなるかもしれません。 
 いつまでたっても勉強です・・。

初めてのご質問は・・。

 「初めてのことで何もわからないのですが、病院で亡くなったら私はどうしたらいいでしょうか」
 以前、初めてお身内の葬儀のことを考えなくてはならない状況になったご相談者からいただいた、開口一番のご質問でした。
 このご質問、もしかすると、多くの方が漠然と不安に思っていることかもしれません。

 私も葬儀関連の仕事に就く前、特に葬儀のことを考えなくてはならない状況にいなくても、「みんなどうしているんだろう」と漠然と考えていました。
 私の記憶の中では、ドラマなどでも、「ご臨終」のシーンの後は「お葬式」のシーンになってしまっているような?
 病院で亡くなってから、お葬式までの流れの部分、どのような流れになっていて、その中で自分は何をしたらいいのかなどの具体的な事がよくわからないという方は意外と多いかもしれません。

 ご相談される方によって、知識があるところ、わからないところは様々で、また、状況や考え方によっても流れが違ってくることもあります。

 お身内に心配な方がいる場合、なかなか葬儀の事を相談する気持ちになれない方もいらっしゃると思いますが、漠然とした不安から解放されたあとは、ご看病に専念して頂くこともできると思います。

ご相談の見直しを・・。

 事前相談をされる方の状況や想いはいろいろです。
 医師から余命を告げられ、不安な状況の中でご相談される方や、長期のご相談でとにかく全てを事前に決めておきたいという方、万一の時に慌てないように心づもりをしておくために準備をしたいと思われている方など・・
 どの方も、不安を持っている事に違いはないのですが、長期のご相談で事前に全てを決めておきたいとご相談される方は、一旦お決めになられたとしても、折を見て見直しをしていただくことをお勧めしています。

 世の中の移り変わりの速度はとても速いです。5年前には珍しい事だったものが、今では当たり前のものになっていたり、最近よく聞くようになったサービスが何年後かにはすっかり無くなってしまっていたり・・・。
 また、良い葬儀社がふえているかもしれませんし、身近なところに便利な式場が新しく建つかもしれません。
 懇意にしていた担当者がいなくなってしまうことも考えられます。
 ご相談者ご自身の環境や状況も変わることがあるかもしれません。

 センターでは、長期のご相談でも一定期間は資料を保存していますので、もし、見直しを希望される方はご連絡をいただければと思います。

暑くなってきました。

 暑くなってきました。これから、夏本番に向けて、更に暑くなるわけですが、私は夏の暑さが苦手です。
 これから3か月、エアコンにかかる電気代を心配しながら過ごします。

 ご家族が入院されていたり、ご自宅で看護されている方にとっても、この暑さはかなりこたえるのではないでしょうか。
 
 病院への行き来も連日のこととなると、普段お元気な方でもかなりお疲れになると思います。

 どうか、ご看病をしているご家族の皆様も、ご自身のお身体をご自愛ください。

ご安置先は・・

 ご自宅でご安置出来ないという方のご相談で、たまにご安置中も付き添いたいと希望される方がいらっしゃいます。
 本当ならば葬儀の日まで自宅で一緒に過ごしたいと思っていても、住宅事情やご家族の状況などからご自宅には安置できず、やむを得ず安置所を利用しなくてはならない方にとって、付き添いができる安置所はとても有難い施設ですが、残念な事に、それに対応できる安置施設は数がとても少ないのが現状です。
 使用する斎場や自宅の近くにあれば利用できますが、わざわざ遠いところまでは行けないと、あきらめる方もいらっしゃいます。

 最近、葬儀社の担当者と安置についての話しをしました。
 その葬儀社さんは自社に会館があり、安置所もあるのですが、やはり夜間の付き添いには対応していません。
 複数名のご遺体を安置する安置所ではやはりずっと付き添うということには無理があり、対応はなかなか難しいとのことでした。

 以前、事前のご相談で付き添いを希望され、たまたま近隣に付き添いが出来る安置所がある環境だったのでそちらにご安置したのですが、結局夜間はご自宅にお帰りになられたと報告があったことがありました。
 
 実際、ご家族はご看病のお疲れもあるでしょうし、ご葬儀の準備もいろいろあります。ゆっくりお付き添いをするというのは現実的にはなかなか難しいことなのかもしれません。

 ご自宅に安置ができない環境の方にとってはありがたい施設ではありますが、なかなか増えない理由はたくさんありそうです。