よいご紹介ができるように。

 センターの賛同葬儀社としてお申込みをいただいた葬儀社さんとは、必ず面談をさせていただいています。 
 先日、新たにお申込みをいただいた葬儀社の担当者さんとお会いし、いろいろとお話を聞かせていただきました。

 担当者がどんなタイプの方なのか、というのは、実際にお会いしてみないと分からないことで、直接お会いして話をすることが一番わかるのだと思います。
 実際、電話でやり取りをした後、担当者と直接お会いすると、想像していたイメージと全く異なることが多く、お会いして本当に良かったな、といつも思います。

 センターでは、事前相談の際には、可能であればご紹介社の担当者と直接お会いいただくことをお勧めしているのですが、先日対応させて頂いた事前相談で、「今の段階では直接葬儀社と会う事に抵抗があるのですが・・」とおっしゃっていたご相談者がいらっしゃいました。
 2社をご紹介させて頂き、比較ご検討というかたちでご相談を進めていたのですが、見積りだけでは比較が難しく、でも、葬儀社とはまだ直接やりとりをしたくないという気持ちがあり、「松本さんの主観でいいので、両社の担当者はそれぞれどんな感じの方か教えてください」と。
 それぞれの担当者について、このような感じの方です、とお話させて頂き、ご検討された後、1社をお選びになりました。
 
 担当者がどういう人なのか、また、会社はどのような社なのか、などは、知っていないとなかなか答えられることではないと思います。
 どのような葬儀社なのかをうまく伝えられるように、これからも機会があるごとに担当者とお会いしていきます。

 

式場を選ぶのは

 先日、私の友人から、お母様が心配な状況になったという事前相談を受けました。

 自分がすべてを取り仕切らなくてはならない立場。
 葬儀にはいくらかかるのか、後からどれだけ追加になるのか、などを心配していました。

 家族葬を希望、身内だけで送りたい、という事までは決まっていたので、式場はどのあたりにしようか?と尋ねると、「それも考えなくちゃいけないの?」と。斎場は葬儀社が決めると思っていたそうです。
 それを聞いて、どこで葬儀を行うのかを自分では決められないと思っている人がいるということを改めて知りました。

 「この斎場を使いたい」とあらかじめ決めていらっしゃる方もいらっしゃいますし、ご要望などから提案させて頂き、そこに決められる方もいらっしゃいます。

 式場は選んで頂いた方がよい項目で、式場を選ぶ際は、主なる人たちが行きやすい所、宿泊ができるかどうか、最寄り駅から近い?、駐車場は?広さは?値段は?など、ご要望によって選択肢が異なってきます。

 そこまで考えないといけないのか〜、と友人は言っていましたが、それは意外と大事な事で、タブレットで式場案内を見てもらうと、「場所によってこんなに違うんだ〜」と焦っていました。
 
 ご相談では、「近くにある〇〇会館を使いたい」など、具体的にご要望を伺う事もありますが、理由を聞くと、「家から近いから」「近隣の人がみんな使っているから」とお答えいただくことがあります。でも、葬儀のご要望を伺うと、その斎場では広すぎるかも?他の式場の方がいいのかも?と思うこともあり、他の式場も提案させて頂くことがあります。

 今回、友人の事前相談は地域的には割と狭く、家族親族が行きやすそうなところを、話をしながら見つけ出せましたし、斎場が混雑した場合でも、それは仕方ないよね、と納得してくれているので問題はないようです。

 どこで葬儀を行うか、これもできれば事前の段階で考えておくと、後々のご満足につながるひとつになります。
 

 

家族葬にしてみましたが・・・・

 家族葬はここ十数年くらいの間に広まった葬儀のかたちですが、ご相談や実際の葬儀の状況から、今ではそれが主流になってきていると感じますし、これから葬儀を考える方でも、多くの方が家族葬をとお考えになっていることと思います。

 家族葬のメリットは、多くの会葬者への対応などの慌ただしさがなく、ゆっくりとお別れができることや、費用面でも大きな斎場を使わずに済むのでコストが抑えられるという事などがあると思います。

 ご対象の方がご高齢で、お仕事関連でお付き合いしていた方やご友人も皆さま高齢になっていて参列できない状況であったり、地元から離れて子供達が暮らす地域で介護していたりなどの場合にはとても合う葬儀のやり方かと思います。

 先日、6名の同年代の友人と会う機会がありました。
 その中には、すでにご両親の葬儀を出した人や、数年前にご主人に先立たれた人もいます。

 ちょうどお彼岸を過ぎた土曜日の夕方だったので、日中に遅れてお墓参りに行ってきた、という友人がいて、そこから少し葬儀の話しに。

 何年か前、お父様を亡くされ、お母様の希望で家族葬というかたちで葬儀を執り行ったそうです。
 葬儀は無事におわり、確かにその時はゆっくり見送ることができたそうですが、葬儀の後、それはそれは大変だったと。
 
 お父様は交友が広く、また、仕事の現役は引退されていましたがもともと面倒見がよく、頼る後輩たちも大勢いた方だったそうで、ご葬儀の後、ご自宅には毎日お線香をあげたいという方が訪れ、また、元勤めていた会社に、お香典返しをもってご挨拶に行ったりと、その後の対応に追われ、毎日毎日本当に大変な思いをしたと言っていました。
 また、「最期のお別れをしたかった、参列できなかったことが残念でならない」と、何人もの方に言われ、友人は怒られてしまった感覚になったそうです。
 「お父さんも皆にお別れに来て欲しかったかも」という後悔が残ったと言っていました。

 家族葬を考えている方の中にも、このような方がいらっしゃるかもしれません。
 もし、そうであった場合には、皆様にも最期のお別れが出来る機会を作ることもご検討していただければと思います。

 そして、その友人、話しの最後に「しかも家族葬だから安く出来ると思ったのに全然安くなかった!」と言っていました。

ご縁

 今週、2件の賛同葬儀社さんの会社に訪問させて頂きました。
 一軒は都内の葬儀社で、もう一軒は埼玉県の葬儀社です。
 
 今まで何社もの葬儀社さんへ訪問させて頂きましたが、各担当者は本当に様々なタイプがいらっしゃるな、というのが実感です。
 ただ、皆さんに共通する点は、男性、女性にかかわらず、『気が利いていて、お世話好き』のようです。
 担当者の話しを伺っていると、ご依頼者のご要望、疑問点などに向き合って、一つ一つ丁寧に対応している姿が思い浮かぶようでした。
 ベテランの担当者は貫禄があり、何があっても対応してもらえる、というような安心感を受けます。また、若い担当者はバイタリティーがあって、新しいことをどんどん取り入れていく社風を作ったりなど、どこの社もそれぞれに特徴があります。

 今週伺った2社から出たワードは『ご縁』でした。

 一社は独立して数年の若い葬儀社ですが、多種の業者さんとご縁をつなげて、よりご依頼者に満足して頂ける設備を展開していこうとしています。
 もう一社は30年以上、地元密着で葬儀社を営んでいるところで、地元のご縁をとても大切にしていらっしゃいました。

 センターも、ご依頼者と葬儀社との良いご縁をつなげられるよう、これからも葬儀社さんとのご縁を大切にしていきたいと思います。

ご紹介の際には、どんな担当者が合いそうか、なども考えています。

 来週、都内と埼玉の賛同葬儀社さんにご挨拶に行くことになりました。
 気候もいい感じですし、久しぶりの外出なので、楽しみです。
 
 葬儀社の担当者も色々で、話し方も色々、考え方も色々なので、担当者がどんな方なのかを直接会って知る事は、次のご相談に活かせることも多いです。

 以前、ご相談で「施主が高齢なので、優しい人が担当してくれるとありがたい」というご要望がありました。
 その際には、穏やかな話し方をされ、温厚な雰囲気のある担当者がいる葬儀社をご紹介させて頂き、ご葬儀後には、「とてもいい葬儀社をご紹介していただいた」とご連絡を頂きました。

 また、ご葬儀をきっちり、てきぱきと滞りなく進行したいと考えているご相談者もいらっしゃいます。
 そのような場合には、ご喪家の意見をきちんと聞きつつ、先導してくれるような担当者を、と考えてご紹介させて頂いたりもします。

 ただ、人によって感じ方は様々です。
 事前相談でお時間があるような場合には、お電話だけでもいいので、担当者と直接話しをされるとイメージもしやすくなるように思います。

 今度の葬儀社訪問では、どんな話が聞けるか楽しみにしています。
 

ご納骨先は?

 お彼岸ですが、まだお墓参りに行けていません。
 各ご家庭の状況にもよると思いますが、我が家は家族それぞれの仕事の関係上、都合を合わせるのが難しく、いつも時期が外れてしまいます。
 ご先祖様も、「しょうがないな〜」と多めに見てくれるかな?と思いつつ、今週中になんとか行ければと思っていますが・・・・。

 ご相談では、ご納骨先についてもお聞きしていますが、これから探されるという方もけっこういらっしゃいます。
 特に信仰している宗教がない方の場合、できればお墓参りに行きやすいところもご検討材料にしていただくといいかもしれません。

 以前、ご主人が万が一のときに、とご相談いただいた方に納骨先をお聞きすると、菩提寺は遠くて、次に後継していく予定の息子さんはそこに納骨する意思がなく、できればいつでもお墓参りに行けるところにお墓を移したいと考えていらっしゃいました。

 ご相談当初はとりあえず一旦菩提寺のお墓に納骨して、近くにいい所が見つかったらそこに移動して・・と簡単にお考えになられていらっしゃいましたが、それはなかなか難しいこと。

 葬儀のご相談よりも、そのご相談のやりとりの方が長くなりましたが、後日、無事にご納骨先も決まったとのご報告を頂きました。

 センターにご相談される方は、ご葬儀が近くにある方が多いのは当然で、センターも葬儀についての相談を通してご要望に合うであろう葬儀社をご紹介させて頂く活動をしていますので、まずは「ご葬儀のこと」ではあるのですが、満足が行くご葬儀を行えたとしても、ご納骨先でトラブルになってしまっては・・・・。
 また、仏式の葬儀をされる方はご葬儀の時にお越し頂くご僧侶のことも考えなくてはなりません。
 

 これからご納骨先を考える方、特に若い方は老後でもお参りに行けるようなところ、というのも選択肢に入れていただくといいかな、と思います。
 山や川など自然たっぷりだけど行くのに車で2時間かかる霊園墓地、購入当時、子供達がお墓参りをレジャー感覚で楽しめるようにと考えて購入したお墓は、それから40年後、高齢になった本人たち(私の父母)は、今、気軽にお参りに行くことが困難になっています。
 いつでも簡単に連れて行ってあげられればいいのですが、なかなかかなえてあげられないのがが残念です。 
 でも、次は我が身・・・・・・。

敬老の日

 先日、久しぶりに実家の父が我が家にお米を届けに来てくれました。
 実家は近いのでいつもは私が取りに行くのですが、今日は暇だから車で持って行くとのことで甘えてしまいました。
 父に会うのは久しぶりで、多分、今年に入ってからは一度も会っていなかったかも。
 私が実家に行ける時間と父が在宅している時間が合わないので、なかなか顔も見れない状況なのですが、
 久しぶりに見た父は、「あ〜、おじいちゃんになったな〜〜」と思うほど。
 もう、車の運転も危ないので、今度のお彼岸のお墓参りに行ったら車を手放すと言っていました。

 センターに葬儀のご相談をされる方でも、私の親と同じくらいの年齢の方がいらっしゃいます。
 そのくらいの年齢の方でインターネットやメールなどをやっている方はあまり多くはないので、センターの事はお知り合いから教えてもらったり、ヘルパーさんや看護師さんから教えていただいたとおっしゃる方が多く、先日はヘルパーさんから直接ご相談いただくようなこともありました。

 お子様や親戚の方が近くに居れば頼ることも出来ますが、それができない方もたくさんいらっしゃると思います。

 お連れ合いの方が心配な状態ではあるけれど、ご自身も思うように体をうごかせず、葬儀のことも何もわからなくてとても不安、とおっしゃるご相談者。
 ご相談のやりとりでは、ご葬儀の話しだけでなく、雑談や冗談なども混ざります。
 あまり力にはなれないかもしれませんが、少しでも、安心して頂ければと。

 葬儀社さんも、親切に話を聞いてくれるような担当者がいる社をご紹介させていただきます。

 18日は敬老の日、父がいる時間帯を目指して実家に顔を出してこようと思っています。

 

事前相談

先日、センターに御相談いただき、ご葬儀を終えたご依頼者からアンケートのご回答を頂きました。

「急な事で頭も心もパニックになってる時に要点を押えて説明して頂けて本当に助かりました。早くから準備できていたので、あわてずにすみました」

とのご回答で、事前相談をされることによって不安を軽減していただき、安心して葬儀社にご依頼されたことに、安心いたしました。

事前相談されるメリットは、万が一の時に慌てずに決めておいた葬儀社に依頼することができる点であると思いますが、葬儀社を決めるまでの間には、ご相談者がどのような不安を持っているのか、葬儀についての心配がどのようなものなのかなどを一つ一つクリアーにしていただくという経緯があります。

このご相談は、医師から余命を告げられた段階で、なにをどうやって進めて行ったらいいのか、なにもわからない、という状態から始まりました。
メールとお電話で何度かのやり取りをさせて頂き、葬儀社をご紹介させていただき、担当者とコンタクトをお取りになったうえで、担当者と直接お会いいただくことになっていましたが、ご面談を予定していた日にご逝去され、そのままその社へご依頼になりました。

事前に面談をすることはできませんでしたが、センターからの説明とご相談者がお電話で担当者とお話になられたことで、安心して葬儀社にお任せ出来たとのことです。

葬儀について、事前に相談することは、気になっていてもなかなか行動に移せない方もいらっしゃると思いますが、不安に思うことがあるような場合には、それを軽減するだけでも少し気持ちが軽くなることがあるかもしれません。

その時には考えたくない「葬儀」のことだと思いますが、小さな疑問や不安を取り除くだけでも、軽減できることもあるかと思います。

センターでは、そのような、小さなご相談でも承っていますので、お気軽にご相談いただければと思います。

葬儀社を比較して選びたい・・。

『複数の葬儀社から見積もりをとって比較しましょう』と、よく見聞きされていることと思います。
センターでも、複数の葬儀社で比較してご検討されることをお勧めしているのですが、センターにご相談いただく方の中で最近多いのが、「ネットで複数の葬儀社から資料をもらったが、どこがいいのかわからない、どのようにして選んだらいいのかわからない」というご相談です。

葬儀社を選ぶにあたって、一番に思い浮かぶこととすれば、資料と見積もりをもらうことだと思うのですが、実際、資料と見積もりだけでわかることはほんの一部です。
逆に、複数の葬儀社から見積もりをもらって、比較を始めると、「どこも同じくらいの金額のように見える・・」、「この葬儀社は他と比べて高いけれど、高いなりの何かが違うのかもしれない・・何が違うのか?」、「ここは安すぎる気がする、あとから色々なものが追加されるかも、なにか落としアガナあるんじゃないか・・・」など、かえって不安がひとつ増えてしまうことも。

このような場合、比較をする時にもう一つ、費用のほかに、重視したい要望で比較していただくと少しわかりやすくなるかもしれません。

例えば、「担当者がやさしいところがいい」、「安置中にゆっくり面会したい」、「〇〇斎場を使いたい」、「遠方から来る親戚が泊まれる斎場がいい」・・・・・・、など、この部分は各ご家族によって様々なご要望になるところですので、選択の範囲が狭くなることによって、かえって選びやすくなる場合があるように思います。

「車で来る人が多いので、駅から遠くても駐車場が広いところがいい」、と希望される方もいれば、「電車で来る人が多いので、駅から遠い所は避けたい」と考える方もいらっしゃいます。

ご自身にとってのメリット・デメリットがわかると、比較をするのも少しは楽になるかもしれません。

秋になったら・・。

8月ももう少しで終わます。
今年の8月は比較的涼しいてく過ごしやすい日が多かったですが、9月に入ってもまだしばらくは30度を超える日が続くようで、今年もなかなか秋にはならないかもしれません。

暑さに弱い私は、真夏の暑い時期には斎場や葬儀社さんへの訪問はできるだけ避け、プライベートでも出来るだけ外出を控えるようにしているので、ここ数か月、めっきり引きこもりの気分なので、秋になるのが待ち遠しいのですが・・・。

ここ何か月かで、新しい賛同葬儀社さんも増えましたし、センターのサイト内にある斎場ページも昔に作ったままのものが目立つようになってきました。昔作った時には斎場の写真も数点あればよかったため、実際に撮影した写真が少なく、今の画像が多いフォーマットに書き換えられないところもあります。

涼しくなったら、葬儀社さんへのごあいさつまわりや斎場取材など、またあっちこっち、外出してこようと思います。