「お亡くなりになったら連絡くれればきちんと対応します」…!?

センターへご相談される前の段階に、ご自身で調べて葬儀社へ直接問い合わせをされる方も多い事と思います。

以前、センターに事前相談をされたご相談者が、問い合わせをした葬儀社から、「お亡くなりになったら連絡をくれればきちんと対応します」、と言われた。というご経験をされたということをお聞きしました。

聞くところによりますと、このような対応をする葬儀社は意外と多いようで、それで納得される方もいらっしゃるようですが、このご相談者は、ご主人をきちんと送りたいという強いご希望をお持ちで、事前にすべてを決めて安心したいと思ってるとのことでした。

ご相談者から最初に頂いたメールには「親身になってフォローしてくれる業者を希望です。」と書かれており、ここでもご主人をきちんとしたご葬儀で送りたいという強いお気持ちが伝わりました。

事前に葬儀のご相談をしたいと思われる方は、葬儀について大きな不安やきちんと送りたいという気持ちが大きい方だと思います。ご対象の方がまだご存命なのにという、とても複雑なお気持ちの中でご相談されるわけですから・・・。

いざというときに慌てず、きちんと送ってあげたいという気持ちから、とても心配な状況にもかかわらず事前に相談されている方にとって、「お亡くなりになったら連絡をくれればきちんと対応します」という言葉は信じることができるのか…。

  センターにご相談いただき、事前の段階で内容や対応の面などにご納得され、無事にご主人の葬儀を終えたご相談者からご葬儀後にご協力頂いたアンケートには「打ち合わせや葬儀の流れなどを教えて頂きました。すごく安心できました」と書かれていました。

 ご相談からご葬儀までの短い期間でも、事前に担当者との信頼関係ができたがゆえのご葬儀だったのかもしれません。

人生100年時代、お別れもご自身の想いを貫いて・・・。

 8年程前に最初のご相談を頂き、お見積りをお送り致しましたご相談者から昨年末に続き、昨日4度目のお手紙が届きました。

 前3回はご自身のご相談でしたが、今回は入退院を繰り返されているご主人様の万が一を鑑みてのご相談でした。

 70代後半で、当初足のケガをされ病院に掛かったのをきっかけに、ご自身のご葬儀にいかほど掛かるのかご心配になり、保険がおりる範囲内でとのご要望を頂き、お見積りをお送りさせて頂きましたが、当時は周りの方々には内密のご相談とのことで、封書はセンターの名前を表記せずに匿名をご希望される程でした。

 あれから8年、当初からお身内だけのご葬儀をご希望でしたが、お身内の方も一人減り2人減りとご相談頂くごとに、ご会葬者の数にも変化がみられてきたようです。

 ご相談者からの近況報告も、より具体的にお話頂き、ご相談者の身辺も身近に感じられ、当方も私見を挟み、昨年暮れご相談者と同年代の方のライブで元気を頂いたお話までさせて頂きました。

 80代半ば、まだまだお元気です・・・。

 直葬という言葉がマスコミに登場し始めた頃でした。

 ご高齢なので万が一に備え、無宗教での直葬をと生前予約された方の妹様からも、お兄様の主旨に賛同され、同様なご要望を頂き、お見積りをお送りさせて頂きました。

 間もなく、妹様からのお礼のお手紙には1枚のパステル画の絵葉書が添えられ、ご自身のかつての自画像ですと添え書きされていました。

 真夏の太陽の下、自分の背丈よりも高い赤いカンナの花に囲まれた白い服の少女が、じっと前を見据えて一人たたずんでいました。

 少女の横顔には決意のほどが伺われ、ご自身の意思をどこまでも貫き通したいという熱い想いまでが伝わってくるようです。

 人生100年時代を迎え、最期はどのような形にされたいのか、お一人お1人がご自身の生き方を問いただす時代が来ているようです。

 本日先程突然、御年101歳を迎えた伯母の訃報が入りました。

 大正、昭和、平成、令和と時代の先端を走り抜けた伯母は、最期まで自力で全力疾走の人でした。

 ゆっくりお休みください。

 合掌。 3 Accent 4;\l

葬儀の事後相談

葬儀の「事後相談」というと、葬儀社などでは、葬儀を終えた後の相続や手続き、仏壇やお墓についての相談を指す言葉として使っていることが多いようですが、センターでは、お亡くなりになられた後に葬儀社をご紹介するためのご相談を「事後相談」としています。

急なご逝去や事前に葬儀のことを調べる気持ちになれなかった、など、葬儀や葬儀社についての情報を持っていない方にとって、大切なお身内の方がお亡くなりになったばかりの段階に、冷静に葬儀社を選ぶということは難しく、何も考えずに病院に入っている葬儀社にそのまま依頼してしまう、というケースも多いと思います。

以前、急なご逝去で警察から葬儀社を紹介されたが、その葬儀社がどのような葬儀社なのかよくわからず、ご自身でその社について調べられていた際に当センターのサイトへご訪問頂き、ご相談をいただきました。

警察や病院から紹介される葬儀社が良いとか良くないということ以前に、その葬儀社の事をよくわからないまま、大切なお身内を送るご葬儀を任せることの不安は大きいかと思います。

センターではお聞かせ頂いた情報を踏まえたうえで、葬儀社をご紹介していますし、ご紹介の際にもその葬儀社がどのような葬儀社なのかをお伝えしています。

また、葬儀社が発行する見積書や請求書のチェックも行なっていますので、「よくわからない」や「わけのわからないのが追加されていた」などのご不安は軽減して頂けるのではないでしょうか。

葬儀の事前相談

「今はまだ葬儀社を決めたいとは気持ち的に言えません、本人もまだ頑張っているので」

以前ご相談頂いた際に、今後どのようにご相談を進めていくかの話をしていた時に、このようにお話しされたご相談者の方がいらっしゃいました。

葬儀の事前相談では、多かれ少なかれ、このように複雑なお気持ちでご相談されている方はいらっしゃると思います。

また、葬儀について、よくわからないという大きな不安がある半面、頑張っている本人が一番つらいのにというお気持ちで事前相談に踏み切れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

センターでは、お気持ちが許すのであれば、事前相談をしていただくことをお勧めしています。

葬儀についての心配ごとを少しでもご理解されるだけで、ご不安が軽減できることがあると思います。

葬儀社を決めるところまではいかなくてもいいですので、気がかりな事がある場合にはご相談だけでもして頂くとよいかもしれません。

遺族と親戚の要望

 葬儀の事を決めるにあたり、ご家族の意向だけで決めることが難しく、調整が必要になることがあります。

 以前、ご本人は「自分の葬儀は火葬だけしてくれればいい」と、残される家族に伝え、ご家族もその心づもりでいたところ、ご本人の兄弟から「宗教者に来てもらって、きちんと行ったほうがいい」という意見を押され、ご遺族が混乱してしまい、どうしたらいいかわからなくなってしまって・・というご相談をいただきました。

 このご相談では、残されたご家族がまだ若い息子さんだったため葬儀のことについてもよくわからず、また、できるだけ費用を抑えたいというご要望がありました。

結果、ご親戚のきちんとした葬儀との間をとって、葬儀社が両者と話をして、神道での一日葬というかたちを提案し、ご親戚もご納得されたうえで、無事に葬儀を執り行い、実際のご葬儀ではご親戚の方にもほめて頂けたとのことでした。

 この時ご紹介した葬儀社の担当者は、「話をとてもよく聞いてくださり、とても細かなことでもきちんと説明してくれた。」など、実際にご利用になったご依頼者からご協力いただいたアンケートでも評価が高く、この時も、ご遺族とご親戚の間に入って調整されたとのことです。

 ご遺族とご親戚との間に入り、両者の話しを汲み取って調整するためには、担当者が「よく話を聞いてくれる」ということが大切なのだと思います。

リピーターの輪が、更なる広がりを見せています。

 先日深夜に近い時間帯にお電話を頂きました。

「以前父の時お願いした者ですが、今母が病院で危篤状態ですので、万が一の際は父と同じようにお願いしたいのですが・・・」

 現状を掻い摘んでお伺いし、お父様の際担当された賛同社に対応の状況を問い合わせ、折り返しご連絡させていただきましたが、担当者が病院にお迎えに参りましたのはその数時後でした。

 センターがご葬儀後にお願いしておりますアンケートでも、再度お知り合いの方などにお勧めしたいとのご報告を数多く頂き、お一人お1人の出会いが次の出会いを生み、リピーターの輪も更なる広がりを見せております。

 少し前になりますが、お父様が危篤状態に陥り、万が一の際はお身内だけでお見送りをされたいとのご要望を頂き、小規模なご葬儀を得意とする地元の賛同社をご紹介致しましたが、その後ご連絡が無く心配しておりましたところ、ご相談から12日目ご紹介した社にご逝去の報が飛び込んで参りました。

 当方といたしましてはお時間がございましたら、是非ご紹介した社の担当者とご面談されて、ご安心頂ければと思い込んでおりましたが、後ほど担当者から事の顛末をお伺いし、納得した次第です。

 実は先にお父様を亡くされた会社の同僚にご相談したところ、ご葬儀を執り行った葬儀社さんが当センターから推薦された葬儀社さんであり、担当者も同じ方とお聞きになり、同僚の方から詳しいご葬儀現場の状況や担当者についての情報を得ていらっしゃったので、事前に改めてお伺いするまでもなく、お決めになられたご様子とのことでした。

 また、賛同社から「以前ご葬儀を担当したご喪家から、ご親戚のご葬儀をお願いできないかとのご相談をお受けしたが、ご親戚のお住いが少し離れているので、そちらの地域の賛同社の推薦を是非に」とのご連絡を頂き、新たに地元の賛同社をご紹介させていただきました。

 地元に詳しい賛同社をご紹介するセンターの主旨をご理解いただき、リピーターの輪がさらに広がっていきます。

 友人のご葬儀にご列席の方からも、担当者の奮闘ぶりをご覧になって「私の時もお願いします」と名刺の交換をされた方もいらっしゃいます。

リピーターの輪の広がりは、地道に活動しておりますスタッフにとりまして大いなる励みになると同時に、賛同社共々さらに身を引き締めていく覚悟を促されている様でもあります。

説明書は葬儀社の概算見積以上に役に立ちました

 お母様がご心配な状況にあるなか、「葬儀社のホームページなどもいろいろ見ましたが、見えないところでどれくらいの費用がかかるのかがわからない、 ホームページだけではどんな人がやっているのかわからないので、相談させていただきました」とおっしゃっていた事前相談を承りました。

 このご相談者は、センターのホームページもよくご覧いただいており、葬儀の内容や何を考えておくべきか、斎場の選び方などはとてもご理解されていましたが、肝心の葬儀社についてはどの社のホームページを見ても判断ができないとのことでした。

 たしかに、ホームページの情報だけでは、どんな葬儀社なのか、会社がどんな規模なのか、本当はどこに会社があるのか、担当者はどんな感じの人なのか、などの実態がわからず、葬儀社を選ぶための情報を得るのは難しいように思います。

 センターでは、葬儀社から取り寄せた見積書と一緒にご紹介葬儀社がどのような葬儀社かや、そのご相談者必要であろうアドバイスなどを記載したその方のためだけの「あさがお説明書」を付けてお送りしていますので、葬儀社を選ぶ際のご参考にしたいただいています。

 ご葬儀を終えてすぐにご相談者からいただいたご報告のメールには、「あさがお説明書は葬儀社の概算見積以上に役に立ちました」とお書きくださっていました。

ご葬儀担当者の心意気

 「晩年の父は病の連続で、お医者様にも恵まれず、苦しい人生でしたが、最期に良い葬儀社さんとご住職に恵まれたのも、真面目一筋の父の人徳だったのかなと思っております。まだまだやることは山程残っておりますが、告別式は無事終わりました」

  お礼の文面はまだまだ続きます。

 初めてのご葬儀を無事終えられた安堵感一杯の文面に、礼状を受け取った当方もほっと一安心です。

 ご紹介した担当者の目配り、気配り、心配りに当方からも御礼申し上げます。

 御家族ご親族を中心とした最近のご葬儀では、ご喪家の方々も初めて経験される方も多く、戸惑いの中、勢い担当者にお任せするケースも出てきますので、ご葬儀の良し悪しは担当者との信頼関係に比重が掛かってきます。

 当センターでは、事前相談の折、ご要望にあった地元の賛同社をご紹介すると同時に、お時間がございましたら是非にと担当者とのご面談をお勧めしております。

ご相談者とのコミュニケーションがどれだけ取れるかが鍵になり、ご葬儀への安心感に繋がります。

 「この担当者でしたらお任せできるとご相談者がご葬儀前に信頼関係を築かれるか否かで、すでにご葬儀の良し悪しがほとんど決まってしまう」とまでおっしゃる方もいらっしゃいます。

 あるベテラン担当者は「我々は仕切りますが、主役はあくまでご喪家であり、悲しみを癒すお手伝いをし、任せて大丈夫という安心感を持っていただけることが大事。ご要望を出来る限りお伺いし、ご喪家の身になって考える。その思いをくたくたになるまでやります。お蔭様で、今までクレームがついたことはありません」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

 また、不安を抱え、お気持も不安定なご喪家の方々に一度にご説明してもご理解いただくのが難しい場合もございますので、必要なことを何時までに決めなければいけないか、何時までに提出するのか等のスケジュール表をお渡しし、その都度説明される担当者もいらっしゃいます。

 いずれの担当者も「困った時に振り向けば、何時でもスタンバイしておりますので、ご安心を・・・」と申しております。

インターネットで葬儀社を選ぶ

 葬儀のことを考え始めた際、まず、ネットで目立つ葬儀社に問い合わせや資料請求をされる方は多いのではないでしょうか。
 センターへご相談された方でも、ネットで上位に掲載されている複数の葬儀社から資料をもらった、ざっくりした見積もりはもらってみた、という方は多いです。
 しかし、資料や見積もりでどうやって選んだらいいのか、また、それ以外の葬儀社も検討したいなどの理由から、センターへご相談いただくケースが増えています。

 センターからの、「ご相談者とのやりとりを踏まえたご紹介」では、ネットではなかなか見つけられない葬儀社をご紹介することも多いです。
 ホームページを持っていても、更新することに手が回らず、長い間そのままになっていたり、ネットの広告や宣伝に多大な経費をかけられない、などの理由から、なかなか消費者の方の目に届かず、本当は担当者の対応がとても優れている葬儀社なのに、見つけてもらえない、という葬儀社は少なくありません。

 先日いただいたご相談で、センターから葬儀社をご紹介させていただいた際、「今まで自分なりにネットで見ていた葬儀社とはぜんぜん違うのでいい意味で目から鱗ですが、やはり宣伝に誤魔化されてたのだと実感してます。」というお返事をいただきました。

 ネットで葬儀社を探すことは簡単ですが、 ご満足のいく葬儀にするためには、担当者の対応や提案力、本当の料金など・・、実は、ネットだけでは見えないところが大切です。

 

 

ブログ、2度目の引っ越し

これまで、レンタルサーバーのブログサービスを利用していましたが、今回、 https://asagao.or.jp/  の中にブログを引っ越しました。

他社のサービスは、自社サイトのような自由度がやはり、ありませんし、最悪サービスも停止することもありえます。

実際、前回の引っ越しの時には、10年以上利用していたブログサービスが停止されて引っ越しを余儀なくされてしまいました。記事にして1000本以上! 手作業で書き換えました。そのサービスも開設当初は、いいブログサービスと言われていたものだったのですが。作業が面倒なだけでなく、引っ越しに伴い、URLが変わってしまうのもかなわないません。

今回は、手作業でする必要はなく、エクスポート、インポートで記事本体は全部、反映させることができます。

それでも、調整をしないといけないところはけっこうありますので、これから調整していくところです。