安置所とか火葬場とか・・・

 安置所、式場、斎場、火葬場・・・葬儀のことについて初めて調べ始めた人にとっては、どれが何で、流れはどうなるのかという実際の動きについて、ぼんやりとわかったような気がするけれど、具体的にどのような動きになるのかということが、混乱して分からなくなるような場合があるようです。
 センターへのご相談でも、初めて葬儀を行う方からは、この流れがよくわからないとご質問をいただくことがあります。

 先日のご相談でも、幾度かのメールのやりとりの後、概算見積書をお送りしたのですが、見積書を見た段階で、いままでぼんやりと分かったつもりでいた病院から葬儀までの自分達の行動や流れについて、よくわからなかった所が具体的になったようで、ご質問をいただきました。
 ご質問に回答させていただき、「すっきりしました!」との返事をいただき、ほっとしたのですが、このご相談者のように「すっきり」していただくことは、安心につながる大切なことだと改めて思いました。

 なんとなく、わかっているような、わからないような・・・漠然とした疑問は不安になる要素になるかもしれません。
 小さなことでも、ご相談いただければと思います。
 また、センターだけでなく、センターからご紹介させていただく賛同葬儀社さんは、ご依頼者の疑問にもひとつひとつ丁寧に応対してくれます。
 ご葬儀後にご協力いただくアンケートでも、具体的に「説明が分かりやすかった」などの評価をいただくような葬儀社さんも多くいますので、安心して問い合わせていただければと思います。

新たな納骨先・・

 「今のお墓を守るのは私が最後なので、自分が亡くなるまではきちんと守っていこうと思っています。」
 おひとり暮らしの親戚が心配な状況なのでと、葬儀のご相談をされた際にご相談者がおっしゃっていました。
 菩提寺のご住職にご親戚の葬儀の相談をされた際に、「出来る限り最後まで、ご先祖様をご供養してあげてください」と言われ、ご相談者もそうすることにお決めになられたとのこと。

 最近、葬儀のご相談の時だけでなく、プライベートでも「自分が最後なので、今あるお墓をどうしようかと考えている。」また、「改めてお墓を買っても次に守る人がいないし」など、葬儀だけでなく、納骨先をどうしたいかなどの話しをよく耳にするようになりました。

 私自身も将来は、お墓の始末をしなくてはならない立場なので、センターの直接の専門分野ではありませんが、納骨堂や自然葬、手元供養などについて、ときどき自分で調べることもあるのですが、そのあたりのことを専門にやっている知人に話を聞くこともよくあります。
 その人いわく、はやり、ここ数年はそのようなご相談も多くなってきたとのことでした。
 
 インターネットで葬儀社を探そうとしたところ、たくさんありすぎてどこを選んだらいいのか分からなくなった、混乱してきた、などでセンターへご相談される方も少なくありませんが、これは納骨堂やお墓、散骨等に関しても同様のようです。

 昨年葬儀を終えたご依頼者から、「お墓が無いので、新たに用意しなくてはならないのですが、室内墓や樹木葬で良いところはご存じないですか?」との問い合わせをいただきました。
 このご相談者もご自身でお調べになられたそうですが、情報が多く、また、ホームページの情報だけではどこがいいのかよくわからなくて・・・とのこと。
 
 新たな納骨先を考えなくてはならない場合には、「遺された人たちが納得のいく納骨のやりかたで」というのがこれからは多くなってくるかもしれないと思っています。

「詰めた話しが遠慮せずにできた」

 以前、事前相談をするために近所の葬儀社へ直接訪問し、葬儀についての要望を話したところ、露骨にいやな顔をされたので・・と、センターへご相談された方がいらっしゃいました。
 また、病院から紹介してもらった葬儀社に事前に電話をかけて話しを聞こうと思ったのですが、対応が悪く、そこでは何も聞けなかったので、こちらでいろいろ教えてもらってもいいですか?とご相談された方もいらっしゃいました。

 たまたま、ご自身に合わないタイプの人(担当者)の対応だったのかもしれませんが、やはり一度そのようなことに直面してしまうと、何もわからない状態で、ましてや、大切な身内のことが心配な状況にあるなかでは、一層不安が増してしまうのかもしれません。
 
人づての話やネットで得た情報などから、いきなり葬儀社さんと直接コンタクトをとることをためらわれている方も多いようで、センターへご相談される方の中には、センターが中に入ってある程度やり取りを行い、ご紹介社がどのような葬儀社なのかを理解したうえで直接コンタクトをとる流れになることが多いようです。

 センターでは、ご相談者に合うような葬儀社をご紹介するために、詳しいご要望や心配ごとなどをお聞きして、出来る限りのご相談に対応させていただいています。
 ご相談者がどのような心配をしているのか、何を一番に優先したいのかなど、詳しく教えていただくことによって、その後にご紹介した葬儀社と直接やりとりを行っていただく段階で、担当者に(葬儀についての)必要な内容が伝わっていることで、安心してコンタクトをとっていただくことが出来るようになるのかもしれません。

 実際にご利用いただいたかたから頂いたアンケートに、「メールでやりとりした内容がそのまま葬儀社に通用した。葬儀社との直接のネゴはこちらがいろいろ考えすぎるので、あさがおさんとのほうが詰めた話しが遠慮せずにできた」とのご感想をいただきました。
 
 葬儀社さんに直接コンタクトをとることに不安があるような場合には、まず一度ご相談いただければと思います。

心配だと思うことは、皆同じこととは限りません。

 最近は、とてもありがたいことに当センターのサイトをよく読んでいただいたうえでご相談をいただくことも多くなってきました。
 葬儀のことを考えなくてはならなくなってくると、まず、葬儀社のことを調べ始め、ネットで目立つ会社、テレビやマスコミなどで目にしたことがある会社など、ちょっと検索すれば、≪なんとなく知っているような気がする≫会社がたくさんヒットすると思いますが、その中に、あまり目にしたことがない「葬儀社紹介センター」というサイトに気づいていただいた方が、センターの活動を、サイトを通じて見てくださり、直接電話やご相談フォームにご相談されるという行動をしてくださるケースが増えてきたように思います。

 センターでは、葬儀社を探している方のお役にたてるようなサイト作りを心がけています。
 葬儀についてまだ何もわからない人は、何を心配しているのだろうか、何が不安なのだろうか、また、ご自身で色々調べていらっしゃる方には、迷われていることをどの方向に進めていただければいいのだろうか、ということに重視して作っています。
 サイトはまだ皆様のご要望に対して「完全」な形にはなっていませんが、そこは、直接のご相談によって出来る限りフォローさせていただいています。

先日、センターのサイトをよく読んでくださったかたからご相談がありました。
 「一日葬で葬儀をやりたいと思っていましたが、菩提寺があるので、(当センターの)ホームページに菩提寺のご住職に相談したほうがいいと書いてあったのでまず住職にきいてみました」とのことです。
 ご相談者は、ご住職からの「故人様のために、通夜のお経もあげてあげたい」というご意向をうかがい、2日間の葬儀にすることに決めましたが、葬儀の参列者はご相談者とそのご主人様の二人だけなので、極力費用を抑える葬儀にしたいということから、センターへ直接ご相談をされました。
 ご相談者は、インターネットで他の葬儀社のホームページもいろいろ見ていらっしゃいましたが、ご自身の要望についてどれに当てはめたらいいのかわからないという状況でした。
 センターでは、詳細に伺った情報をもとに、葬儀社さんとのやり取りを経て、ご相談者にとって、現時点でよりよいと思われるご提案と、葬儀社のご紹介をさせていただきました。
 
 葬儀は、すべての人が同じ一例を見て決められるようなことではありません。
 不安なことや心配なことは、各個人によっていろいろとあることだと思います。

 センターでは、ホームページの情報だけではなく、更に個人レベルでのご相談にも対応しています。

これから暑くなりますが・・・。

 5月も今日で終わりですが、今年は5月から夏日が多く、これから夏の本番がやってくるのに今からこんなに暑いと本番の夏はどうなってしまうんだろうと心配してしまいます。

 先日、今はまだお元気でいらっしゃるご両親の将来の葬儀についてのご相談がありました。
 たくさんの漠然とした不安があり、心配でしかたがないとのこと。その不安の中のひとつに、ご安置についての話しがありました。
 夏の暑い時期に亡くなった場合、葬儀の日までご遺体は大丈夫なのかとのこと。できれば自宅に安置したいというお話しから繋がったご心配ごとでした。
 このようなご質問は、このご相談者だけでなく、他のご相談者からもなんどか問い合わせをいただきました。
 やはり、夏の暑い時期でのご安置について、どうしているのか、ご遺体は大丈夫なのだろうかなど、漠然と不安に思われている方が多いのでしょう。
 ご自宅でお過ごしいただく場合には、部屋のクーラーをかけていただき、毎日葬儀社さんにドライアイスを交換してもらうなどで対応してもらえます。
 前に葬儀社の担当者から聞いた話しでは、一週間くらいは大丈夫とのことでしたが、お体の状況は一人ひとり違います。
 ドライアイスの交換の際に葬儀社の担当者はお体の様子を見ていますので、心配な場合にはお安置所に移動したりなどの対処も必要になる場合があるかもしれません。

 センターに寄せられた口コミ(センターから紹介の案件ではありません)に、通夜から告別式までの一日で故人様のお体が急変され、告別式の日に大変な思いをされてしまったという経験談が寄せられました。
 ご安置の日数がどれくらいあったのかなどは書かれていなかったので分かりませんが、担当者が故人様のお体をちゃんと見て、きちんと対処していれば避けられたことなのではないかと思ってしまいます。

 ドライアイスもただお体に当てるだけではダメだと聞いたことがあります。必要なところに、必要な分がきちんとあてられていることが大事だそうです。

お電話でのご相談

 お電話でのご相談では、話し始めのころにご相談者が、「ここはちゃんと相談に乗ってくれるところなのだろうか」など不安に思われているなと感じることがときどきあります。
 初めてかける電話で、しかも葬儀についてのご相談ということから、やはり、ちゃんと相談できるところなのかということは一番気になるところなのかと思います。
 また、ご自身でもよくわからないことをどうやって伝えたらいいのかなどの心配もあるのかもしれません。
 
 葬儀のことを調べ始めた段階では、ご自身が何をわからないのかさえ分からないことも多く、ほとんどの方が「何からいえばいいでしょうか」とお尋ねになります。
 何も分からない時は、こちらから案内させていただきますので、お話しいただける範囲でお知らせくださいとお話しさせていただき、お話しの中でご自身が漠然と不安に思われていたことの内容に気がつくと、それをきっかけにその不安が具体的になって、他にも聞きたいことなどが思い浮かんでくることもあるようです。

 電話で話し始めてすぐのころは、ここは大丈夫なところなのだろうかなどの疑念や、不安がこちらに伝わり、ご相談者との距離が遠く感じられることもありますが、お話しをしていくうちに電話口の声も最初と違ってこられることもよくあります。
 センターに対する不安が溶けたのでしょうか、電話を切るころには、明るさが加わった声になっていただき、私自身はセンターを信頼して頂けたことに安心いたします。

100%かなえるのは難しくても・・。

ご相談では、事前・事後にかかわらず、ご安置いついてどのように考えられているかをお聞きしています。
 ご自宅でのご安置や安置所の利用など、状況やご家族の考え方などにより、お答えは様々ですが、長期のご入院の末、ご自宅へ帰ることができなかった、また、おそらくもう自宅には戻れないであろうという状況で、一度は自宅に連れて帰りたいと思われる方は多いと思います。
 しかし、住宅事情、また、さまざまな状況によって、最初から安置所でのご安置を希望されるかたも多く、その中には、本当は一度でも自宅に帰してあげたいと思われているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

 最近、「病院から自宅へ戻り、自宅で納棺、出棺をしたい」という相談をお受けしました。
 お話しを伺うと、ご自宅はマンションの2階、エレベーターは狭いのでお棺は入らず、階段を使うしかないという状況です。
 良心的な葬儀社さんでしたら、なんとかご要望をかなえて差し上げたいと思うことではあると思うのですが、マンションの階段はコーナー部分の広さによって、お柩がまわれるかどうか・・・。あとは葬儀社の担当者が実際に状況を確認したうえで判断してもらうしかありません。
 ただ、ご自宅からのご出棺は難しいかもしれませんが、ご自宅でご安置して、ご葬儀の日に納棺が出来るところへ移動して頂き、そちらでご納棺してから式場へ向かうことはできると提案させていただきました。
 結局、階段の状況からご自宅からの出棺はできませんでしたが、故人様はご自宅で数日お過ごしになり、葬儀社が保有する会館にてご納棺、お別れをしてご出棺となりました。
 ご葬儀を終えて間もないころ、ご相談者より、担当者の対応に感謝している旨のメールをいただき、無事に御満足のいくご葬儀を行っていただけたと安心いたしました。
 
 お住まいになられている環境によっては、故人様のお体を第一に考えて、万が一の事故などがないようにするためにお望みを100%かなえることが難しいこともありますが、出来る限り100%に近づけるように対応してくれようとする葬儀社さんもいらっしゃいます。
 可能な限りご遺族の要望に対応しようとする心づもりのある葬儀社さんに出会っていただければと思っています。

葬儀のことは話しにくいと思います。

 センターでは、ご紹介した葬儀社でご葬儀を行われた際に、ご依頼者の方へアンケートのご協力をいただいています。
 その中の項目に、「お知り合いの方などにあさがお葬儀社紹介センターを勧めたいと思いますか」というものがあり、『1.ぜひ進めたい、2.機会があれば勧めたい、3.薦めたくない、4.勧めない、5.わからない』の5つの中からお選びいただき、その理由をお書き頂いているのですが、「ぜひ進めたい」と「機会があれば勧めたい」をお選びいただくことが多く、とてもありがたく思っています。

 この中の「機会があれば勧めたい」をお選びいただいた方がお書きくださっている理由については主に、
・普段、葬儀について話すことがあまりないから。
・相談を受けたら勧めます。
・葬儀のことはなかなか他人が口出ししにくいものですが、不安を抱えている人がいたら勧めます。
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 など、相手からの要請があればということが前提になっていらっしゃいます。

 普段の会話では、葬儀の話題はなかなか出ないかもしれません。
 私自身も、自分が葬儀にかかわる仕事をしているということを知っている人以外の前では積極的に葬儀の話しをすることはほとんどないのですが、どんな仕事をしているかという話から葬儀の話に流れることはよくあります。
 その際、「葬儀社を紹介している」と話すと、大抵、「そんなところがあることを知らなかった」と言われるので、まだまだ認知度は低いんだな、実感するのですが。

 最近では終活などで、葬儀について話すこともひと昔前よりはオープンになっているのかもしれませんが、やはり内容はデリケートなものなので、知人や友人などとの間では話しにくいところもあるのだと思います。

 葬儀のことで、ひっそりと不安を抱えている人も多いと思うので、このような活動をしているところがあるということを、こちらからももっと発信しなくては、と思います。

葬儀の規模と式場の広さ

 ご相談の際、希望する式場があるかどうかをお聞きしています。
 ある程度事前にお考えになられている場合、近いからなどの理由で具体的な葬儀場をお伝えいただくこともあるのですが、ときに、その葬儀場とそのほかのご要望がうまい具合に一致することが難しくなる場合があります。
 たとえば、家から近いところにある葬儀場を使いたい、ご家族とお身内だけの10名ほどの家族葬を希望しているとした場合、その葬儀場が100名規模でも対応できるような大きな式場だったとしたら・・。式場費用もおそらく高いものになってしまうでしょう。
 もちろん、「家から近い」ということを最優先にされていて、ご承知の上での要望であれば全く問題はないのですが、ご希望する葬儀に適した式場をお選びいただける環境であれば他の式場も選択肢の中に入れていただくこともできるかと思います。

 先日のご相談で、ご相談者はその土地に引っ越してきてまだ間もなく、どのような式場があるのかよくわからないが、近所にお寺の会館があるのでそこを使いたいというご相談がありました。
 ご家族・ご親族のみで15名ほどのご葬儀だったのですが、そこの会館は80名ほどが着席できるような広さ、また、式場使用料もお考えになられていた以上の金額でした。
 地元に詳しい葬儀社をご紹介させていただき、担当者からの提案で、ご自宅からは少し離れてしまいますが、丁度よい規模で費用も抑えた式場を使用されました。
 ご葬儀後にご回答いただいたアンケートでは、「駅から近く式場も丁度よい広さだった」葬儀社については、「いろいろな局面で臨機応変に対応してもらえた」と好評価をいただきました。

 また、別のご相談では、ご希望された近所の会館はバリアフリーに対応していないため、車いすでの移動が必要なご親戚がいらっしゃるということから、担当者の提案で他の便利な式場へ変更された例などもあります。

 普段、一般の方は葬儀式場の中まで見ることはあまりないと思います。また、見学に行かれたとしてもご葬儀の準備をしていない式場だけを見ても、どのように飾られるのかなどはあまり想像がつかないかもしれません。
 式場を選ぶには、その地域の式場に精通した葬儀社を選び、他のご要望と合わせてご検討されるのがよいかと思います。
 センターでは、ご要望を踏まえたうえで、その地域に精通している葬儀社をご紹介いたします。

お身体が不自由な方でも快適に・・。

 先日、ちょっとしたことで右足のふくらはぎを痛めてしまい、大したことはないけれど普通に歩くのが少し困難な状態になってしまったのですが、そんな時に限って、どうしても出かけなくてはならない用事があり、渋々、都心のほうへ行ってきました。
 右足をかばいながら歩くので、歩く速度は普段の半分以下、階段は一段ずつそっと上り下りしなくてはならず、思うように動けないことがイライラにつながります。
 地下鉄で移動していたので駅の入り口からホームまでの移動すら大変です。エレベーターを利用するには行きたい出口と反対側に行くしかなく、結局地上にでると行きたい方向と間逆、大きな交差点を渡らなくてはならず・・、青信号で片道3車線の道路を渡りきるのもぎりぎりで、焦ってしまうが思う通りに足が進まない・・。
 普段何気なくしている行動でも、少しの不自由さがあるだけでこんなに大変になってしまうということを身をもって実感しました。

 今まで、ご高齢者やお身体が不自由な方が普段の行動で不便を感じられることについて、大変だということを頭では理解していましたが、身内や知人など、自分の身近な人の中にこのような苦労をしている人もいなく、また自分自身もいままで大きなけがや大病をしたことがなかったので、思っていた「大変さ」というのはとても漠然としたものだったんだと思いました。
 今回、しんどくても出かけなくてはならない状況で感じた不便さには色々と考えさせられました。

 高齢者が多いのでとか、足が不自由な会葬者がいるのでなどの理由でバリアフリーに対応する斎場を使用したいということを第一の優先事項にされるご相談もよくあります。
家の近くで利用しやすい会館があっても、ご高齢の親戚が多いので、と、少し遠ても設備の整った斎場に決める方もいらっしゃいます。
 ご葬儀では故人様との最期のお別れなのだからと、ご自身のお身体が辛い状況にあっても葬儀に参列される方も多いかと思います。
 このような中で、現在バリアフリーに対応していない葬儀会館などでも、和室のお清め所でも椅子で対応できるようにしたり、車椅子用の昇降機を取り付けたりなど、工夫をしているところも増えてきました。

 東京オリンピックに向けて、益々増えていくであろうバリアフリーの設備で、ご高齢者やお身体が不自由な方でももっと気軽に行動できるようになるのはありがたいと思います。