担当者の立場

 「どのようなことを伺っても的確な回答とアドヴァイスを頂き、全面的に信頼しお任せすることができました」。
ご葬儀当日慌ただしく、お気持の余裕がなかったご喪家を全面的にバックアップし、仕出屋さんや、お花屋さんの細かな支払い、係りの方への心付けまで、全てサポートした担当者への感謝のお気持ちが寄せられました。

 当初、ご相談のやり取りの段階で、ご要望に合うと思われる地元の賛同葬儀社さんを複数社ご紹介し、各社から見積りをお取りして、見積りの説明と各社の特徴等申し上げたところ、当方のお薦め社とその理由をザックバランにお聞かせ願えないかとのお問い合わせを頂きました。

各社共リーズナブルな価格で、担当者の対応も評価が高く、当センターとしては甲乙つけがたいところですが、先のやり取りで予算・場所・サービスの質の優先順位をお伺いしたところ、ご予算も大事ですがサービスの質を挙げていただき、ご会葬者にご高齢の方が多く、少人数でのご葬儀とお伺いしておりましたので、ご紹介した社の中では、自営業的立場で長年ご葬儀に携わってきた担当者を、推薦させていただきました。

他社さんの場合は社の担当者という立場になりますが、推薦した担当者の方はご自身の判断1つで、その場の状況に合わせて即答出来、いか様にも対応が可能ではという点を考慮させていただきました。

しかし、同時に少人数のご葬儀では、担当者との関係が重要になり、実際にお会いして合う・合わないということも出てきますので、お会いになってからお決めいただくよう申し伝えておきました。

見積りをお取りした社の担当者それぞれにお会いになり、「どの方も安心してお任せできそうな感じがしましたが、今回はご推薦頂いた社にお願いしたいと思います。他社に不安を感じたわけではありません。ご推薦頂き実際にお会いしてその通りだと実感しました」

ご報告から4日後お母様は旅立たれました。

リピーターあれこれ

 先日、10年程前のお兄様のご葬儀の折、当方がご紹介した賛同社さんの対応に感心された弟様から、ご自身の万が一を鑑みて、新たなご相談をいただきました。

 ご自宅でのご相談をご希望でしたので、早速にお伺いして、ご葬儀に関するご質問やご希望等をお尋ねし、新たにご要望に合うと思われる地域の賛同社とその社の担当者をご紹介させていただきました。
次回はご紹介した社の担当者とお嬢様を交えて具体的なご相談に入りたいとの由。

大切に保管されていたお兄様の際の資料には当方の名も刻まれ、ご紹介した者としてお礼や安堵感と共に、思わず気を引き締めた次第です。

と申しますのも、当センターホームページではセンターがご紹介した以外での体験談を「口コミ投稿フォーム」欄で募っており、時折リピートでの苦情も交えたお話をお伺いすることがございます。

例えば、以前のご葬儀で大変良くしていただいたので信頼してお任せしたところ、最終的に当初の見積りより倍近くの金額が提示され、びっくりして苦情を申し上げたが、担当者からは明確な説明がなされないまま、お支払いを余儀なくされてしまったとの例がございました。

当初の見積りで洩れていたもの、検案の際の処置料、ご自宅から葬儀社の移送費が予定より多く掛かってしまったとのことですが、価格や掛かったものが適正なのか分からずに、その場では文句も言えず、お支払前に苦情メールを出されたが、葬儀社サイドはひたすら平謝りと沈黙でうやむやにされてしまったとの事。

投稿された方は、全て担当者に任せきりだったことを反省されて、追加説明の時点で、反論することの重要性を学んだとのご報告をいただきました。

ご相談型の当センターでは地元の賛同社をご紹介するにあたり、ご紹介しっぱなしではなく、担当者サイド迄把握し、見積書や進行具合を要所要所で常にチェックしており、双方がご納得いただけるようなシステムになっておりますので、万が一にもそのようなことがあれば、双方の間に入ることが出来ますが、直接ご依頼される場合は当事者間の話し合いになりますので、前回よかったからと安易なリピートにはくれぐれもご注意されるように願っております。

一方で、ご葬儀中に祭壇脇に沢山並んだ供花の一部が傾くという思わぬアクシデントに見舞われた前代未聞のご葬儀では、喪主の方がその際の担当者の対応ぶりをつぶさにご覧になり、感動され、次回の節もよろしくお願い致しますとのご挨拶を頂いた折は、担当者ともどもホッと胸をなでおろし、安堵したこともございました。

担当者とご相談者の間には・・・

 昨今ではごく普通の日常会話の中にも、「家族葬」という言葉を耳にする機会が増えて参りました。
と同時に、実際のご葬儀では1つのパッケージされた「家族葬」がところてん式に執り行われるケースも増え、はたしてこれで良かったのかと、ご葬儀後のご遺族のお気持も揺れ動き、複雑な様相を呈する場合もあるや、とお聞きしております。

 インターネットをはじめとする情報合戦の中、ご葬儀内容に見当がつきにくく、勢い既製品で間に合わせるように決めて、可もなく不可もなくご葬儀が終り、心に残るものが今一つ実感できないもどかしさを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

ご葬儀の良し悪しは、ご喪家、ご葬儀担当者双方のコミュニケーションがどれだけ取れたかにも掛かってきます。
中でもお身内だけのご葬儀の場合は、ご喪家のこだわりに担当者がどれだけ向き合えるかも大きなテーマになって来るようです。

ご遺族が故人との絆を大切にしたい、これだけはしてあげたいというこだわりを持ってご葬儀に参加され、担当者はご要望にどれだけ添えられるか、様々な提案をしながら、ご喪家と二人三脚で進行します。

以前お伺いした家族葬では、担当者から開口一番に「お身内だけですので、ゆっくりやります」とのお話をいただきました。
ご葬儀以上に最後のお別れを重視し、柩にお別れのお花を入れる「お花入れ」の後も、暫しお父様との無言の対話の時間を取り、お母様は担当者が用意した車椅子にて火葬場に向かわれました。
火葬場の告別ホールではご焼香後も、お母様はなかなかその場を離れることができませんでしたが、周りの方々はゆっくり見守り、すべてお母様中心に事が運ばれました。

気配りの行き届いた采配ぶりに、ベテラン担当者の心意気が伝わり、居合わせた当方もホッとした思いがしたものでした。

お別れの仕方にも変化の兆しが・・・。

昨年一昨年あたりを境に、都会を中心としたご葬儀の形態も、大分様変わりしてきたように思われます。

従来の仏式・神式等のご葬儀のお式は省いても、故人様とのお別れの時間だけは十分お取りになりたい。
ご高齢の方のご葬儀が増え、故人様のお知り合いも少なくなり、お身内だけで静かにお見送りされたいと、火葬のみの形をご希望される方も増えて参りました。

従来型の画一的なご葬儀ではなく、我が家流のお見送りをされたいとのご要望に、葬儀社さんの方でも、限られたご予算の中で、ご喪家のご希望にどれだけ近づけられるか、通り一遍ではない、臨機応変な対応が求められてきているようにも思われます。

お式を省いた直葬の場合、火葬場ではすでにご葬儀でお別れされていることが前提になっており、炉前でのお別れの時間は5〜10分程しか取れないのが現状ですので、自社安置所で調整をし、お弁当持ち込みで火葬前日に1時間ゆっくりお別れの時間をお取りする社、また、ゆっくりお時間を取って柩に最後のお花入れをご希望の方には、火葬当日、火葬場に向かう前、柩を自社式場にご安置し、こちらにて心ゆくまでお花入れをしていただく社等、積極的にご要望を取り入れている社も増えて参りました。

小規模な葬儀社さんでも、ご要望に応じて他家のご面会に支障がないことを考慮した上で、火葬日前日お身内の方に2階の待合室へお集まりいただき、皆さま交代で1階の霊安室にて日長一日心ゆくまでお別れをされ、大変感謝された例もございます。

ご葬儀前日安置所にてお母様と時間をかけてゆっくりとお別れをされた姉妹の方の場合は、翌朝火葬場に急遽叔母様夫婦がお越しになりましたので、お時間の許す限り叔母様夫婦にお別れのお時間を差し上げることが出来、ご満足のいくお別れになれたとのご報告も頂きました。

お別れの仕方も、時代と共に変化の兆しを見せつつあるようです。

大先輩達に励まされ、今年も始まりました。

 新年あけましておめでとうございます。

 穏やかな日和に恵まれたお正月三が日も無事過ぎ、早くも街には活気溢れる日常生活が戻って参りました。
 
 毎年頂いている大先輩からの年賀状には、陶芸教室での自作の作品と共に「せいめいを奏でし銀盤春の夢」の句が添えられていました。
 躍動感溢れる大ファンの羽生結弦選手の姿が描かれた花瓶の脇には、「健康にはご留意を」の達筆な文字が記されていました。
 人生100歳を目指せと、あおられている昨今ですが、90歳を間近に控えた大先輩に向かって健康状態を愚痴ってばかりいる若輩のこちらは恐縮するばかりです。

 一方、昨年暮れには数十年ぶりにシャンソン歌手・田中朗さんのライブに伺いました。
 銀座7丁目の角を曲がってすぐの所にあったシャンソン喫茶「銀巴里」詣では、青春の1ページでもありました。
 出演直前病を患い、一時は出演も危ぶまれたとのことですが、いつしか時空を超えて落語家・立川談志も生前絶賛された弾き語りの世界へと・・・。
 ステージに立たれた、最初の言葉I shall return が今でもリフレインしています。

 80代後半を謳歌している大先輩達に後を押していただきながら、今年も頑張らねばと昨日近所の神社に詣でてきました。
 おみくじは大吉でした。

 今年もどうぞよろしくお願い致します。

ご葬儀とネットの関係は・・・。

 ネットをご覧になりながらお問い合わせを頂くことが多い昨今ですが、メンタルな面も含め、ネット上の説明だけでは伝わりにくいのもご葬儀の特徴かとも思われます。

 ご喪家のご要望も夫々に違いがあり、通り一遍の説明だけでは難しい状況も多々出ることがございますので、当センターでは葬儀社さんのご紹介にあたり、ご相談者お1人お1人のご希望等をお伺いし、ご要望を整理し、それに見合った地元賛同社さんのご紹介をさせて頂いております。
 また、お見積りをお取りした後は、できるだけ担当者と面談され、担当者からも具体的な詳しい説明等をお聞きいただくようお勧めしております。

 お身内の方がご逝去されたので、葬儀社さんのご紹介をとのご相談をお受けし、早速にリーズナブルな価格の、ご要望に見合った賛同社さんをご紹介いたしましたが、ご相談者から間もなくお断りの電話を頂いたことがございました。
 お断りの理由はネットで見つけた他社さんの方が低料金であるとのこと。

 ところが、ご相談者が実際に他社さんの担当者の方と打ち合わせに入ったところ、基本料金の他にご葬儀には必要とのことで、様々なオプションが加わり、葬儀総費用はかなりの高額になってしまわれた御様子です。
 当初ネットに記載されていた金額との差に不信感を持たれたご相談者から、再度センターがご紹介した社に変更されたいとのご連絡を頂きました。
 更に、費用の他にも他社さんの担当者の方で最短のご葬儀日程を決められたが、当日は友引にあたり、それについての説明もなく、ご親族からはクレーム続出とのこと。

 事情をお伺いした当方ご紹介の担当者から、早速に他の葬儀場への日程変更、ご葬儀に最低限必要なもの、ご希望で必要なものの説明をしてご納得いただき、無事ご葬儀を終えることができました。
 センターではご葬儀終了まで、間に入り費用等全てをチェックいたしますので、ご安心してご葬儀に臨んで頂けることと存じます。

 今年も残すところ、あと僅かになって参りましたが、当方の担当も本年最後になりました。
 この1年、拙いプログにお目を通していただき有難うございました。
 来年も引き続きどうぞよろしくお願い致します。
 少し早めではございますが、皆さまもよいお年を。

直葬にも様々な顔がございます。

 一瞬「おう・・・」という声にならないどよめきが、辺りに響き渡りました。
 暗闇の中、無数のライトが一斉に輝き、ブルー一色の幻想的な世界が一瞬にして目の前に現れ、あの世もかくやと思わせる不思議な体験をして参りました。
 
代々木公園並木通りの日常が、非日常に変わる瞬間でもあります。
 並木道一面に敷かれたリノリュウムのシートが青色のライトに反射し、舞台効果をより際立たせた中を、大勢の観客が荘厳な気持ちに浸りながら右往左往している風景は、昨今のイルミネーションブームの中でも特異な存在感を示しているようです。

 平成最後の年末も、あと僅かになって参りました。
 ご葬儀の世界も、今年に入り大分様変わりを見せてきております。
 お式を省いた直葬が、ごく一般的に語られ、ご相談頂くようになってきたのも一つの特徴かと存じます。
 それに伴い、直葬にも様々な取り組みがなされ、御家族に出来るだけ負担を掛けないようにと、ご本人様からのご要望も増え、また少数ですが、菩提寺のご協力も増えつつあるようです。

 菩提寺にせっぱ詰まった家庭の事情を思い切ってお話しされたところ、ご住職から火葬が終った段階で戒名のことも含めご相談しましょう、とおっしゃっていただけた方もいらっしゃいました。

 又、お式はできないが最後のお別れだけはゆっくりされたい方も増えてきております。
 ご葬儀の担当者サイドも、ご要望にあった見送り方をあれこれと検討されてきつつあるのが特徴です。

 その一つとして、火葬前日に自社安置所にてゆっくりとご面会できる場を提供している社もございます。
 前日、安置所にて妹様とご一緒にお母様と最後のお別れをされたご相談者の場合は、当日火葬場に急遽お見えになられた叔父様ご夫妻にお別れの時間をご提供出来、ほっとされた状況をアンケートで頂きました。
 
 また、ご安置中はご家族の方が日参され、さらに火葬前日にはご親族の方々も含め、お弁当持参で最後のお別れをされたご喪家もいらっしゃいました。

 一方火葬当日の朝、火葬場にご出発前に空いている自社斎場を開放し、ゆっくりと最後のお別れの場を提供されている賛同社もいらっしゃいます。
 
 今後さらに直葬へのご要望に合わせて、より一層最後のお別れへの取り組み方に期待できるのではと想像されますが・・・。
 ブルーのライトに期待を込めて・・・。

便りが無いのは良い知らせ・・・?

 先日、7年前と4年前に夫々ご自身のご葬儀の見積りをお取りした方から、お手紙とメールにて立て続けにご連絡をいただきました。
ご自身の万が一を鑑みてご相談いただき、見積りをお取りした当初からは周りの状況やご自身の心境の変化もあり、新たなご希望等も伺いながら、ご要望にそった再見積りをお送りさせていただきました。

 ご自分のご葬儀をどのようにされたいか、ご自身でお決めになり、見積をお取りになることは、気持の中でもお身内の方の事前相談をされる場合とは少し趣が異なり、より確固たるお気持で臨まれ、そこにはより強い意志と覚悟が垣間見られるようです。

以前、電話にて明るく、てきぱきと張りのある声でご相談頂いた方は、当初ご両親のご相談かと勘違いされる程お元気な御様子でしたが、実際は再入院される直前でした。
小さなお子様を抱え、万が一の際に後を託す妹様の為にもと、気丈に振る舞われ、ご相談に応じた当方が反対に励まされる始末でした。
妹様から訃報が届いたのは、それから半年後でした。

また、直葬という言葉がマスコミに登場し出した頃でした。
今はまだ健康ですが、高齢なので万が一に備え、無宗教での直葬をと、生前予約された方の妹様からも、お兄様の趣旨に賛同され、同様なご希望をいただき、お見積りをお送りさせていただきました。
妹様からはお礼の手紙とご一緒に、ご自身のかつての自画像ですとパステル画の絵はがきが送られてきました。
赤いカンナの花に囲まれて、前方をじっと見据えた白い服の少女が1人たたずんでいました。
少女の横顔には何か決意のほどが伺われ、最期までご自身の意思を貫きたいという熱い想いが伝わってくるようです。
後を託された息子さんからのご連絡は、まだ届いておりません。

時代の変化も目まぐるしい昨今です。
出来ましたらお見積りは1年程を目途に再度お作り致しますので、近況報告と共にご連絡いただければ幸いです。

担当者の対応が決め手となります。

「今回も喪主の気持ちになって、親身に対応していただきました。何時起こるか分からない不幸な時に、信頼できる葬儀社を知っていることは、大変心強かったです。叔父の葬儀で葬儀社を決めかねているとの話を聞き、前にお世話になった葬儀社さんをご紹介させていただきました」。
以前、義母様のご葬儀の際ご紹介した賛同社に、リピートのご依頼を頂いた方からのご報告です。

「友人から紹介された別な社ではマニュアル通りの返事、折り返し連絡すると言っておきながら、数日間の放置等、今後の対応も想像に難くない様子でした。センターからご紹介いただいた社の担当者からは始めての面談の際、火葬、Ⅰ日葬、家族葬から仏式、無宗教葬の違い迄、こちらが疑問に思っていたことを全てお尋ねすることが出来、即決いたしました」。

「知り合いから紹介の業者さんは当方の希望と異なるものを提案し、費用が掛かるものを選ばせようとする強引なやり方に疑問を持ち、インターネット検索をして貴社の紹介する葬儀社さんに巡りあうことが出来ました」

また、見積でご紹介した式場を下見に行かれたご相談者からは、式場の従業員の方から「安心して相談出来、とても気のまわる方」と、ご紹介した賛同社の担当者の評判を伺い、その場でお決めになられたとのご報告もいただいております。

以上はご相談をお受けし、ご要望に応じた地元の賛同葬儀社さんをご紹介した後、お決めになられたご報告の一例です。

先日、お母様のご葬儀に際し、生前お母様が加入されていた互助会系の葬儀社さんにご相談された折、営業担当者の対応に疑問を持たれた方からご投稿いただきました。
ご要望とは相容れないものも強引に押しすすめられ、ご納得がいかず、理不尽な思いのままご葬儀を終えられたとのご報告でした。

ご葬儀はやり直しがききません。

当センターではご要望に見合った地域の賛同葬儀社さんをご紹介の折、出来ましたら担当者と直接ご面談頂き、その際具体的なご要望等のご説明やご提案をさせていただいおります。
双方のコミュニケーションを図り、また要所要所で見積りをチェック確認しておりますので、ご安心してご葬儀に臨んで頂けることと存じます。

地域密着型の賛同社

「納得のいく葬儀を、希望していた早めの日程で行えそうで、心より感謝しております」
ご葬儀日程がお決まりになられたご相談者からのご報告です。
都下の老人ホームに入居中の義父様のご容態が芳しくなく、万が一を考慮してのご相談をお受けしてから7日後のことでした。

義父様は永年九州にお住いでしたが、奥様のご逝去後、東京在住のご長男の自宅近くのホームを終の棲家とされていらっしゃるとのこと。
万が一の際は、九州での義母様同様に、通夜までご遺体に付き添って過すことが、喪主をお務めになられるご主人のたっての願いとの由。
近場でご予算的には質素をご希望ですが、きちんとお見送りできたと思えるご葬儀にされたい。
さらにお仕事の関係で、遅くともご逝去から3日後までにはご葬儀を終わらせたい等のご要望もいただきました。

ご存知の方も多いかと存じますが、東京近辺では、ご葬儀まで4、5日〜1週間待ちという状況は珍しくなく、ご自宅以外でのご安置の場合、通夜当日まで安置所にてご遺体をお預かりし、この間ご遺体とのご面会は可能ですが、ご喪家の方々に通夜当日までお泊り頂くのは難しいのが現状です。

東京での状況をお話申し上げ、ご相談者とのメールでのやりとりの後、地元の複数の賛同社からご要望に基づいた様々な提案を受け、見積りと共にご報告させていただきました。

ご紹介した賛同社の担当者とご面談されたご相談者は、入居されている老人ホームに詳しく、迅速な対応をされた担当者にお決めになり、当初難しいと思われたご要望もクリアでき、段取りに優先順位を付けて対応している担当者に「後はお任せします」と申し上げる程の信頼感をお寄せになられた御様子でした。

担当者からは、こちらのホームでは1晩付き添いが可能なはずですので、まずはホームにご相談され、許可を頂くようにとの提案がなされ、早速にホームの許可を頂き、ご主人の一晩付き添いが可能となり、ご逝去の際は、リーズナブルなお値段でお借りできる、お近くでオープンされたばかりの家族葬用の式場をいち早く押さえ、こちらもご希望の日にちに間に合わせることが出来ました。

しかしながら、火葬場が混み合い、通常の特別室での火葬は1週間先とのことでしたが、ご信頼をいただいて特別賓館での火葬に切り替え、ご希望の3日後に荼毘に付すことができました。
トータルでのご葬儀費用は他を抑え、ご予算内で無事納まり、ご納得のいくご葬儀を執り行うことができました。

当センターでは地域に密着し、地域のことに精通し、常に臨機応変な対応が可能な賛同社をご紹介させていただいております。