対人関係の仕事をされている方にとって相手に与える印象は、大いに気になるものです。
ご葬儀の担当者にとっても、それはご葬儀全体の良し悪しまで左右しかねない程のインパクトを持って、迫ってくるようです。
ご葬儀後のアンケートで忌憚のないご意見を伺っておりますが、傾向としては一つの好印象が全ての事にまでプラスに働く一方で、発端は小さなことでもお気に召さないことが気になり、傍から見ていても落ち度は感じられない場合でも、ご評価頂けないことがあります。
先月頂いた方のアンケートでは以前契約された葬儀社の担当者の対応ぶりが胡散臭く、どんぶり勘定だったという印象が強く、そのことが強烈に残っていらしたようで、今回お願いした方には文句がつけようにないほど完璧で素晴らしかった、と絶賛されていらっしゃいました。
特に会計の透明性、リーズナブルなお値段、センスのよさ、アドバイスの的確さどれをとっても満点をあげていただき、ご紹介した賛同社共々大いに恐縮してしまったことがありました。
その一方で、最近頂いた中に一定のご評価をされながらも、担当された方への少々手厳しいご意見を出された方もいらっしゃいました。
担当者の立ち振る舞いを気にされたようです。
黒子であるべき担当者が一生懸命すぎて目立ったことが主たる原因のようです。
改めてご葬儀の主役はご喪家であることを肝に銘ずる一件でもありました。
第1印象は3秒で決まり、1年以上もその人の脳裏に残るとも言われています。
人に与える印象は影響力が大きく、事程左様に人の印象一つで全てがどんでん返しされることにもなりかねません。
事前のご相談でお時間が許せるならば、お見積りを取られた後、担当者と面談されることを推薦いたします。
担当者の印象や気が合うかどうかもご判断でき、人となりもご理解いただけるのではと期待いたしますが・・・。